リーダーは人のいい面を引き出す
「リーダーであることは、人びとを統率したいと願う以上のことを意味する。リーダーは人びとに共感し、心から気遣うことによって彼らの一番悪い面ではなく一番いい面を見つけ出す鋭い洞察力を持つ」
相手を愛さないかぎり、彼らからついていきたいと思われるような真のすぐれたリーダーにはなれない。
多くの人は人の悪いばかりに目がいってしまう。飲み会では上司の悪口をいい、会社に文句を垂れる。誰しもが良い面と悪い面を兼ね備えているはずなのに、なぜか悪い面しか見えなくなる。
人生に制約をかけてみてはどうだろうか。人の悪口は言わないという制約を。人の悪口は罰せばいいと思う。百害あって一利なしだから。
誰にだって良いところがあるということを決して忘れてはいけない。このことをしっかり把握していれば、きっと良い面が浮き上がってくるはずだ。人のいいところばかりが見えるようになって、どんどん人を好きになっていくはずだ。
もし誰かを好きになることができたなら、きっと相手も自分のことを好きになってくれる。なぜなら、好きな人には嫌われないように、そして好かれるように行動するように自然になっていくものだから。もし誰かを嫌いになってしまったら、きっと相手にも嫌われてしまうだろう。嫌いな人に好かれるような行動は決してとることがないのだから。
優れたリーダーになるためには、多くの人に信頼され、好かれていることが不可欠だ。そのためには多くの人を好きになることが必要だ。だからこそ、人の良い面を見つけられる人間でなければいけない。
「誰にだって良いところがある」ということを常に念頭において、日々を過ごすことが大切だ。
まとめ
今回は、
リーダーは人の話を聞く
リーダーは情熱を持つ
リーダーは人のいいところを見つける
という三つの特徴を紹介しました。
リーダーについて考えれば考えるほど、リーダーの大変さを感じるのではないでしょうか。
一朝一夕で人の上に立てるものではありません。ちょっと経験が豊富だから、ちょっと知識が豊富だからというだけで、人の上に立つことなんてできません。
人の上に立つ人は、日々自分を磨き、優れた人格を兼ね備えていないといけない。
もし将来、人の上に立つ可能性があるとするなら、今から人格を磨いていく必要があるだろう。そうでなかったら、人の上に立った時、自分だけではなく、自分の下の多くの人をも不幸にしてしまうかもしれない。そして、年功序列が根付く日本の社会では、多くの人が望まずとも人の上に立つことになるということを覚えておかないといけない.。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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