最近読んでいた本の中で面白い表現があったので紹介します。
ある億万長者が、「なぜ一日十二時間も十四時間も働くのか」との問いに対してこう答えたそうです。
我々の社会では、人びとは生き残るために一日八時間働いていますが、一日八時間では生き残るだけで精一杯です。私は大企業で十五年間働いてようやくこのことを理解できました。八時間を超える労働はすべて未来への投資なのです
830は少なくとも会社に8時間くらい拘束されます。しかし、この時間をどれだけ頑張ったとしても、生きていくための投資にしかならない。この8時間という投資は場代でしかありません。この8時間だけで満足していては大きくリターンを得ることなんてできないのです。それは当然でしょう。この世の中のほとんどの人が8時間くらい働いているのですから。
大きなリターンを得たいのであれば、勝負しないといけない。もっと投資しないといけない。8時間を超える労働は未来への投資。だから830は、1時間の筋トレ、1時間の読書、2時間の執筆を行います。それはすべて未来への投資です。これらに時間を割いたからといって、日々大きなリターンがあるわけではありません。しかし、チャンスは来る。機を見て、さらに勝負をかける。その準備運動です。
会社に勤めていると、1日8時間会社に拘束されているだけで疲れたように感じてしまう。しかし、大学時代を思い出せば、9:00~17:00まで研究をして、18:00~24:00までバイトしてっていう日々を過ごしていた。それを思うと今なんてめちゃくちゃ楽です。
社会人で時間がないっていう人が多いですけど、830の大学時代と比べれば山のように時間がある。バイトに割いていた6時間が完全フリータイムとして残っているのですから。
社会人として働き出して分かったことは、めちゃくちゃ暇だということです。暇な時間が多すぎる。だから、ダラダラ飲み会をする。次の日は二日酔いで1日中寝て過ごす。時間を無駄に使いすぎだ。社会人の多くは、時間がないのではなくて、やることがなさすぎる。余った時間を怠惰に使うのもいいですが、目的意識をもって利用できるようになればもっといい時間の使い方ができるのではないでしょうか。多くの社会人がもっともっと自分の時間を有効的に使っていけば、社会全体がよりよいものになっていくと830は信じています。
リターンが何かは人それぞれです。その中には、住みやすい社会もあるでしょう。毎日のフリーな6時間を飲み会やナンパに使うのもいいですが、もしみんなが社会問題を解決するためにその時間を使えたとすれば、この世の中の問題なんて簡単に解決されていくのではないかなと思います。
よりよい社会を後世に残せるというだけで、とてもいいリターンなのではないでしょうか。
まとめ
今回は「人生は合法なギャンブルだ」というお話をさせて頂きました。
人生というギャンブルを生きていく中で、ギャンブルの知識は非常に役立ちます。「パチスロのすすめ」という記事でも書きましたが、ギャンブルから学べることはたくさんあります。ぜひ食わず嫌いせずに手を出してみてもらいたいなと思います。
そして、もう一つ、社会人は圧倒的に暇だということをお伝えしておきます。「働いたこともないくせに」と大学生を下に見る社会人はたくさんいると思いますが、社会人よりも大学生の方がずっと忙しい。改めて自分の日々の生活を見直してみてください。どれだけ自由に使える時間があるのかを。そしてその時間をどれだけ有意義に使えているのかを。包み隠さず、自信をもって人に見せることのできるスケジュール帳でなかったとすれば、生き方を変えてみてはどうでしょうか。
コメントを残す