コンサルに求められるのは、リーダーとしてのポテンシャル
多くの人が、マッキンゼーの採用基準を地頭や論的思考力であると考えています。しかしそこで求められているのは、「将来のリーダーとなるポテンシャルを持った人」です。そしてそれは、今の日本に必要な人材そのものなのです。
「リーダーシップ」は、これからの世界を生き抜く人たちのパスポートです。組織とは、所属し、守ってもらうものではなく、率いるものになるのです。
コンサルに求められるのは、地頭力や論理的思考力ではなく、リーダーシップです。
たくさんの人の協力を得て、たくさんの人と共に問題を解決していく力。チームの問題を解決するためにコミットする力。それがリーダーシップです。
日本にはリーダーシップをとれる人材が十分ではない。だからこそ、生産性は上がらないし、経済力も下降の一歩をたどる。リーダーシップが求められるのは何もコンサルだけではない。国内の企業がリーダーシップの重要性に気付いていないだけであって、全ての業界で必要とされるべきスキル、それがリーダーシップです。
だからこそ、全ての日本人がリーダーシップを身につけるために努力するべきでしょう。レクリエーションを主催する、ミーティングを主催する、事業を始める。0から何かを始める経験を積んでいくことで、リーダーシップを培っていくことができるのです。
変化の激しいこれからの時代を生き抜いていく中で、リーダーシップは必要不可欠です。あなたがリーダーシップをとって挑戦し、会社を変革させ続けることができなければ、その会社は廃れていくでしょう。
組織とは、所属し、守ってもらうものではなくて、率いるものなのです。どんな立場で組織に所属していたとしても、必ずリーダーシップをもって、組織が最大の成果を出せるように考えないといけない。組織がいい方向に進むように変革させ続けないといけない。
あなたが所属する組織が最高のパフォーマンスを出すために、あなたは常に意見を出し、行動し続けないといけない。それは組織のためであるとともに、あなたのためである。あなたが幸せであり続けるためには、組織のために行動し続けないといけない。あなたの人生を幸せにできるかどうかは、あなたがどれだけ意見し、行動できたかで決まる。リーダーシップを持たない人が幸せになることはない。これからの時代を生きていく中で、リーダーシップは必要不可欠なスキルなのだ。
まとめ
今回は、コンサル業界、そしてこれからの社会で求められる、リーダーシップについて考えてきました。
まだまだ日本にはリーダーシップが足りていない。だからこそ、リーダーシップを兼ね備えた人材は市場価値の高い存在になることができるでしょう。
TOEICやMBAの勉強をする前に、レクリエーションを企画しましょう。もっともっと一つ一つの会議にコミットしましょう。そうすることで、830たちの市場価値は高まっていくのではないでしょうか。
リーダーになるために、神がかったカリスマ性や生まれながらの卓越した能力、溢れるような人間的魅力が不可欠というわけでもありません。リーダーとは何をすべき人なのか、そのためにどう振る舞うべきかを理解し、小さな場面でそれらを体験して成功体験を積み重ねることにより、ごく普通の人がリーダーとして活躍できるようになるのです。