Excel
エクセルは表作成ソフトです。数値処理を行ってグラフを作成したりするのに役立ちます。数値処理を伴わない簡単な表の作成であれば、Wordに搭載されている表機能を使う方が便利かもしれませんね。
しかしながら、何でもかんでも表にすればいいというものではありません。会社に入ると、一つのセルの中にかなりの長文が入っているExcelをよく見かけます。セルの大きさもばらばらで、表にすることによって余計見にくくなってしまっている。そうなるくらいなら、Wordで項目ごとにページを分けてまとめていった方がずっと見やすい。比較検討するわけでもなく、ただただ整理したいだけなのにExcelを使う場面もよくあります。頭の中を整理したいのなら、Excelを使うよりもdraw.ioなどで模式図を作ったり、マインドマイスターでレベルマップを作る方がいいでしょう。
Excelがどんな処理に適していて、どんなTPOで使うべきなのかを今一度見直す必要があります。いろんなソフトを使ってみないと、Excelの長所・短所を感じることはできないので、そういった新しいソフトに触れるというのも大切なのではないでしょうか。
関数なども知っていれば便利なものがたくさんありますが、Excelというと必ずマクロの話が出てくるでしょう。マクロが使えるようになると、とても便利です。プログラムを書くというのはそんな難しいことでもないので、練習してみるといいのではないでしょうか。マクロで使用する言語はVBAなので、「(したい処理) VBA」で検索すれば、大抵の記述方法は出てきます。構文をわざわざ覚える必要はありません。Google先生と一緒にプログラミングを書けるようになれれば十分です。
それでもプログラムを書くのは難しいという人も、マクロを使えばどういう処理ができるのかくらいは知っておく方がいいでしょう。マクロで簡単にできる処理を手作業で行ってしまっていては時間の無駄です。自分がやっている作業を見返した時に、「これならマクロでできるんじゃないか」と思えるくらいまでマクロを勉強しておくことは大切でしょう。
人によって習得すべきレベルはまちまちだと思いますが、食わず嫌いせずに勉強してみてはどうでしょうか。プログラミングを習得すれば、圧倒的に時間を創出できるかもしれません。
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