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「転職の思考法」のすすめ_2

十年前と同じサービスを売る会社

『絶対にやってはいけないこと』を把握しろ。それが、10年前と全く同じサービスを、同じ顧客に売っている会社を選ぶことだ。これだけ変化の激しい世の中で、10年前と変わらないものを、同じ場所で売っているというのは、それだけ変化がないということ。マーケットが成熟している可能性が高い。

扱っている商品が変化していない会社は危険だと言います。これだけ変化が激しい時代に、10年前と同じ商品を扱っているというだけで危険だと。

マーケットが成熟しているという事も考えられるでしょうが、それだけ変化がないという時点で素晴らしい商品であるとは考えにくいでしょう。時が進む中で、お客さんの要望は進化していくはずですし、技術も進歩しているはずです。その要望に合わせて商品もブラッシュアップしていかないと、時代の潮流に合った商品にはならないのではないでしょうか。時代に乗り遅れた商品を扱っていては、お客さんに自信をもって商品を紹介することはできません。
あなたが扱っている10年前のモデルの商品を売るくらいなら、他の会社が出している新作の商品を紹介した方がきっとお客さんは喜ぶことでしょう。少しでもそんな風に感じてしまったとしたら、自分の会社の商品やサービスに誇りを持てる状態とは言えないのです。

お客さんにいい商品を提供し続けるためには、商品を磨き続けないといけないですし、会社も変わり続けないといけないのです。そういう新陳代謝が行われない会社は非常に危険です。それはビジネスモデルとか、会社の経営といった大それた問題ではなくて、そこで働く一人の人間の健康に良くないという話です。
もしこういうところに勤めているのだとしたら、転職という選択を思い出してみてください。そして、クビになる覚悟で、「このままではいけない。変化しないといけない。」と声を上げてください。「こんな廃れた会社で働き続けるくらいだったら、クビだって本望だ」という気持ちを持ちましょう。

働くところなど、星の数ほどあるのですから。

まとめ

今回は危険な仕事、危険な会社について考えてみました。
誇りが持てない商品を扱うにことほど危険な仕事はありません。そして、新陳代謝のない会社ほど危険な会社はありません。
その会社以外にも、働く場所はいくらでもあります。人としての心を殺してまで、その会社で働き続けることに意味があるのでしょうか。今その会社に働いているというだけで、その会社手放すことができなくなってしまってはいませんか。もしいま新卒で就職活動をすると考えた時に、またその会社に入ろうと思えないのであれば、すぐにでも転職するべきでしょう。
サンクコストに溺れることなく、ゼロベースで自分はどの道を進むべきなのかを考える事が大切です。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本を購入の上、ご一読ください。
今後も宜しくお願い致します。