まとめ
今回は人生100年時代において、選択というものが大切になるというお話をさせて頂きました。
これからの時代はたくさんの選択と向き合っていくことになるでしょう。その度に失敗を恐れていてはいけません。失敗しようが、成功しようが、選択したことに意味がある。何も選択せずに、安定した生活を送っていては、「安く定まってしまう」のです。
たくさん選択して、挑戦を繰り返す。その選択を通して、内省し、何かを得ることができたなら、その選択には大きな価値がある。転んでもただでは起き上がらなければそれでいい。それがこれからの時代の生き方です。
P.S.
100年以上にわたりアイデンティティを維持し、人生のさまざまなステージに一貫性をもたせることは、簡単でない。そのためにみずからを見つめることは多くの人の能力を超えていると、一部の論者は主張する。社会学者のマーガレット・アーチャーに言わせれば、そこまでの自律性と内省の能力を持っている人はごく一部にすぎない。大半の人は人生を受け身で経験することになる、というのだ。人生を自分で形づくれる人はほとんどいないと、アーチャーは述べている。
100年のという長い人生の中で、たくさんの選択をし、内省を繰り返さないといけない。その度に、自分と向き合って、何がしたいのかを考え続けないといけない。それはとても過酷な修行である。
多くの人は、それを乗り越えるだけの自律性と内省の能力を持っていないから、「安定」という選択を必要としない道に逃げていく。そして、受け身で自分の人生の貴重な時間を費やしていく。そのようなぞんざいな人生の使い方をしていていいのだろうか。
自分と向き合い、自分の考えを持ち、自分自身で人生を形作った人こそが、本当の意味で自分の人生を生きたと言えるのではないだろうか。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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