快楽を先延ばしできるか
ものごとに習熟するためには、満足を先延ばしできるかどうかが重要だ。なんらかのスキルを習得しようと思えば、長期の恩恵(たとえば、イタリア語を話せるようになること)のために、目先の快楽(たとえば、お気に入りの連続ドラマを見ること)を我慢しなくてはならない場合が多いからだ。
長期的な恩恵のために、目先の快楽を犠牲にして、努力をすることができる人はどれだけいるでしょうか。それだけのセルフコントロールを身に付けられている人はどれだけいるのでしょうか。
セルフコントロールを身に付ける上で大切なことは、未来をイメージすることです。今努力することで、どんな未来が待っているのかをどれだけ具体的に想像できるかがセルフコントロールのカギを握っているのです。こんな未来が待っていると鮮明にイメージすることができれば、努力することができます。欲望を押し殺して、目先の快楽を我慢することができるのです。
未来を鮮明にイメージするためにも、創造力は不可欠です。まだ来ていない未来を想像するというのはクリエイティビティそのものだから。「創造力やクリエイティビティは芸術家に必要なものである」と考える人も多いでしょうが、「創造力はすべての人に必要なスキル」なのです。未来のために今努力するためには創造力が不可欠です。そういった意味ですべての人が芸術を学ぶ必要があると830は感じますし、だからこそ芸術に関心を寄せています。ぜひこの記事を読んで頂けた方々の、芸術を学ぶきっかけになっていれば幸いです。
全ての人は、自分の人生を思い描く芸術家である。
まとめ
セルフコントロールを身に付けるというのは簡単ことではありません。
先に述べたように芸術を学び、創造力を磨くことも大切です。鮮明に未来をイメージして、目先に快楽を我慢する訓練も必要です。
日々の生活から、セルフコントロールのスキルを磨けるように意識することが大切でしょう。
830は毎日4:30に起きます。二度寝した方が気持ちいいのかもしれません。しかし、その欲望に打ち勝って、朝を迎えることでセルフコントロールを身に付けることができるのです。830は筋トレをします。しんどいと感じる時があったとしても、自分の決めた筋トレというルールを守ることで、セルフコントロールを身に付けます。830は毎日ブログを更新します。忙しくて書く余裕がなかったとしても、書きだめをしたりすることによって毎日きちんと更新することが、セルフコントロールの鍛錬になります。
こうやってセルフコントロールは日々のいろんな場面で磨いていくことができます。自分の人生にたくさんのルールを設けて、自分を縛り上げるほど苦しい生活が待っています。しかし、その先の、セルフコントロールを身に付けた、00年時代の勝ち組の自分をイメージして、日々努力を続けていきましょう。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本を購入の上、ご一読ください。
今後も宜しくお願い致します。