大学は知識の税金対策
あなたたちが学校で学ぶことによって、人に盗まれることのない財産を蓄積しているのです。ということは、親が学費を出してくれていれば、それがあなたたちにとっての親からの相続になるわけです。
親がそんなに裕福ではない。遺産もそんなにないかもしれない。でも学校で学んだことは、決して盗まれることのない財産になる。これは素晴らしいことではないでしょうか。大学に通っている人は、親からの遺産相続を4年間かけて受けているんだと考えてみてください。
親が子供の学費を払うというのは、相続なのです。お金という形ではなくて、知識という形で、子どもに相続しているのです。
大学に通っている間、毎年何十万、何百万と学費を払っていることでしょう。その学費を通して830たちが得られるのは、知識という名の無形資産だ。そうやって学生は親から相続を受けているのです。
もし現金の形で相続を受けてしまったら、相続税として国に税金を払わないといけない。しかし、大学を通して、知識という形で相続を受けたとしたら、国はそこから税金を取ることはできない。
無形資産を紹介した記事の中でもお話したことですが、無形資産を利用することによってかなりの税金対策をすることができる。多くの経営者がいろんな人と会食をするのも、お金を人脈という名の無形資産に転換することで税金対策しているのだ。
もしいい加減に授業を受けていたとしたら、それは相続を放棄していることに他ならない。毎年何十万、何百万というお金をごみ箱に捨てているのと変わらない。
無形資産というのは定量的に測ることができない。だからこそ、意識高く授業に取り組むことが何よりも大切だ。そして、最も効率よく知識を蓄えるためにも、興味を持てる授業を履修することが重要なのではないだろうか。
まとめ
ファイナンシャルリテラシーを学んだ人だったら、税金対策の大切さをよく知っているでしょう。税金対策をするために、サラリーマンこそ会社を持とうみたいな話もよく聞きます。
ここで紹介したい税金対策は大学です。大学の学費を親に払ってもらって、知識という無形資産を得る。これは立派な相続です。しかし、この相続からは国は税金を取ることはできないのです。
だからこそ、大学の授業をサボるのではなくて、真剣に受けてみてください。せっかくの親からの相続を放棄するなんてもったいない。
その上で、親からの相続を最大限受けるために、興味のあることを勉強してください。興味があることについて、能動的に楽しく学んでください。そうすれば、効率的に勉強することができて、知識という無形資産を最大限手にすることができるのです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
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