検討を進めるステップ
以上の経緯を確認することの大切さを踏まえて、仕事をしていくために何が必要なのかをまとめておきましょう。
- 経緯を確認する
- 仕事の目的を明確にする
- 検討済みの部分と新しく検討すべき部分を明確にする
- 新しく検討すべき部分に対して深く検討する
- 新しく検討した内容を適切な形で残す
仕事が与えられたら、まず経緯を確認することが大切です。経緯を確認することで、仕事の目的を明確にすることができ、検討すべき部分も明確になっていきます。検討済みの部分については、検討を省略することで、新しい部分にフルコミットしていくことができます。
そして、新しく検討した内容をきちんと残しておくということも非常に大切です。検討した内容を誰でもわかるように文書にしておくことで、後任の人に適切に引き継ぐことが可能になるのです。それは、後任の人のためにもなりますし、自分のためにもなります。しっかりと文書を残しておかないと、後任の人はどんな経緯があったのかをヒアリングしてくることになるでしょう。適切な形で文書を残しておくことで、そういった手間を省くことができるのです。
仕事を始める前に経緯を確認することと同じように、仕事が終わった後に検討内容を文書に残しておくということが非常に大切です。アウトプットができて仕事が終わったからといって、こういった作業を疎かにしてしまうことは自分の首を絞めることに繋がります。
経緯を確認することと同じように、経緯を残すことも大切だということを、ここで再確認して頂ければ幸いです。
まとめ
今回は、仕事をしていく中で経緯を確認することが大切だということについて考えてきました。
経緯を確認することで仕事の目的を把握することができる。そうすることで求められているアウトプットを出せるとともに、仕事にやりがいを感じることができるのです。
また、経緯を確認することで二度手間を省くことができる。これまで行われてきたような検討を繰り返すことなく、新しい検討課題に注力することができるのです。
そして、経緯を確認することと同様に、経緯を残すことの重要性についてもお話させて頂きました。
自分がどんな仕事をしたのか、経緯を残しておくことで後任者は経緯を把握しやすくなるでしょう。さらには、自分のところに後任者が経緯を聞きに来るという手間を省くことで、自分の時間を生み出すことにも繋がります。
830の会社では、この経緯を残すという部分が非常に弱いように感じます。アウトプットを出したら終わりというのではなくて、アウトプットを出すまでにどのような経緯があったのかを残すことで、仕事の効率を向上させることができるでしょう。
忙しいからこそ、こういう手間を惜しんではいけない。ここで再確認して、自分の仕事に繋げていきたいと思います。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
読者の皆さまに、何かの気づきをお届けできていれば幸いです。
今後とも宜しくお願い致します。
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