嘘をついてしまって後悔した経験は誰しもあるでしょう。
しかし、それは本当にあなたが悪いのでしょうか。自分を責める必要があるのでしょうか。
- 意見できる環境を作る
- まとめ
意見できる環境を作る
「嘘をつかない」ということは、「自分の意思を明確に表明する」ということだ。
(中略)
自分の意思を明確に表明する為には、意思を明確にできる環境を作っておく必要がある。
感情は環境に支配される。
(中略)
意思決定は、頭や心ではなく、環境がおこなっている。
嘘や不正というのは、その人の意に反して、環境によってもたらされる。芸能人が食レポをすれば、どれだけ不味くても「美味しい」という他ない。どれだけ反対意見を持っていたとしても、上司の鶴の一声に賛同するほかに選択肢はない。悪いことだと分かっていても、ブラックな企業文化の中で不正をせざるを得ない。
嘘をついて、不正をして、後悔することがあるだろう。しかし、それで自分を責めても仕方がない。多くの嘘や不正は一人の意思からではなく、環境によってもたらされるのだから。
もし後悔したのであれば、どうやって環境を変えられるのかを考えるべきである。
部署を変える、会社を変える、縁を切る。こういった環境を変える選択肢を持つことで嘘や不正から手を引くことができる。
そのために大切なのは、何より自立することだ。会社の給料に依存してしまっていては、上司に反論することはもちろん、意見を言うことすらなんてできない。
最近はフリーランスの時代だと叫ばれる。しかし、その真意は「個人の力が重要だ」というところにある。会社に所属するかどうかなんて重要ではなくて、会社に依存するか否かが重要である。会社に所属しようが、自立しているのであれば何も問題はない。会社という大きな力を使い倒し、文句を言われるようなら辞めてしまえばいい。辞めるという選択肢を持った上で会社に所属するのであれば、フリーランスと変わらない。むしろ、大きな後ろ楯を持った最強のフリーランスと言えるだろう。
話を戻すが、
嘘をついたり、不正に手を汚してしまう根本の原因は依存にある。様々な面でしっかりと自立し、嘘や不正に頼らず生きていける環境を整えることが何よりも大切だ。
だからこそ、自分を磨き続け、成長していかないといけない。
まとめ
真っ当に人生を生きていくためには自立することが不可欠だ。嘘をついたり、不正をしてしまわないような環境を整えることが何よりも大切なのだ。
そのために、個人の力を磨き、依存を脱する。個人で稼ぐ力を身につける。
日々努力だ。自由を手に入れるために、真っ当に人生を生きていくために。自立して初めて自己嫌悪から抜け出して、精神的安定を手に入れることができる。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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