- 作品の育児放棄
- まとめ
作品の育児放棄
これだけ情報に溢れた時代だ。
「良い作品を作れば勝手に売れる」という幻想は今すぐ捨てた方がいい。
良い作品を生むなんて当たり前の話で、それだけでは、まだスタートラインにも立てていない。
作品の育児放棄はしてはいけない。
お客さんの手に届くまでの導線作りも、作品制作の一つだ。導線作りができていない作品は「未完成品」という認識を持った方がいい。
いい商品を作ることが、いいビジネスに直結するわけではない。いいビジネスとは、いい商品を多くのひとに届けることだ。マーケティングを行い、営業を行い、自分の商品をしてもらって、手にとってもらうところまでがビジネスである。いい商品を作るというのはスタートラインにすぎなくて、まだまだビジネスの道半ばである。
ビジネスに限らず、日常生活で幹事をしたり、企画をするのも同様である。楽しい企画を考えるというのはスタートラインに過ぎない。どれだけ多くの人に参加してもらうかまで責任を取ってこそ本当の幹事だ。
多くの人に声をかけて仲間になってもらう。リマインドを飛ばしまくって、絶対忘れずに参加してもらう。そういったことが何よりも大切だ。面白い企画を考えるというのはあくまでもスタートラインである。
いい商品作ったのに売れないからといって、「みんな見る目が無さすぎる」と愚痴を言っても意味はない。
楽しい企画を考えたのに人が集まらないからといって、「みんなノリが悪すぎる」と愚痴を言っても意味はない。
原因は全て、あなたが商品や企画の育児放棄をしたからである。最後の最後まで責任をもって面倒を見て初めて、素晴らしい商品や企画をするのも世に届けることができるのだ。
まとめ
「作品の育児放棄」、非常に興味深い表現です。
日々何かを企画して人を誘ったりする中で、根回しの大切さなどを思い知らされます。企画にどれだけ力を入れたとしても、人が集まらなければ何の意味もない。どれだけ多くの人に参加してもらえるかは、どれだけ多くの人に声をかけたかに依存する。それは企画の中身よりもずっと重要な指標である。
ビジネスにおいてもそういった視点を大切にして進めていければ、そうやって泥臭い作業を丁寧進めていければ、きっと失敗はないと信じています。
参考になれば幸いです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
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