- 人の話を聞く
- まとめ
人の話を聞く
人に接するうえで最も大切なのは、何ら先入観を持つことなく、相手の話をよく聞くことである。
人の話を聞かない者は、愚の極みである。
(中略)
かつて大学で教鞭をとっていたときにも、私の話を素直によく聞く学生ほどよく伸びると実感しました。
(中略)
さらにいえば、丁寧に接することが大切だというのは、人の話を聞く姿勢はもとより、なにごとにも当てはまることだと思います。
(中略)茶碗一つ、椀一つでも、物事に接するときには丁寧に扱えということです。
学生の中には教師をバカにする人がいる。「あいつの授業は意味がない」と悪態をつく人がいる。
しかし、優秀な人ほど一つ一つの授業を大切にする。優秀な人ほどどんな授業からでも学びを得るものだ。
少なくとも新しいものを学んでいく上で、教師なんか関係ない。どんな教師が語ろうと新しいものは新しいものであって、学びになるはずである。
相手を一度バカにしてしまえば、その人から何も学べなくなる。何かを学ぶ時に一番大切なことは、何かを学ぼうという気持ちだからだ。
「コイツからは何も学ぶことはない。」と思ってしまえば、あなたの成長はそこまでだ。
多くの人を尊敬し、多くの人を敬っている人が一番たくさんのことを学ぶことが出来る。
学ぶ気持ちさえあれば、どんな人からでも、どんなことでも学ぶことが出来る。
学ぼうという気持ちを忘れてはいけない。
そして、その気持ちを養うためには、全ての物事に対して優しく接することが大切だ。茶碗一つ、お碗一つすらも丁寧に扱う。
誰と接する時も、どんな出来事が起こった時も、感謝の気持ちを忘れてはいけない。どんな些細なことも大切に扱える人は、どんな些細なことからも学びを得ることが出来るのだ。
まとめ
同じように授業を受けるのであれば、どんな教師だったとしてもその人を尊重し、学ぼうという気持ちを持つことが重要だ。
「あの人の授業は分かりにくい」とか、「あの人の授業からは学ぶことがない」という人は、その人の能力が低いだけだ。授業を理解できない自分がいて、授業から何も得ることが出来ない自分がいる、それだけのことに過ぎない。
人のせいにしている暇があったら、一つ一つの授業を大切にした方がいい。得られるものは必ずたくさんでもある。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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