830の社会人生活_30_自分の価値観を大声で叫ぶ

830はそうやって生きてきた。自分の価値観を発信し、好きなように生きてきた。忖度なんてしないし、年上だからって気にしない。自分が正しいと思うことを発信し、反論してきた。
すると、時には議論が紛糾することもある。そういう時、よく締めの言葉にこんなことを言う人がいる。「今はまわりの人に恵まれているから、そんな自由なことを言っていても許されるが、社会はこんなところばかりじゃない。」と。「自分たちは優しくて、器の大きい人間たちだから、許されているだけなんだぞ。」という内容で締め括る。
しかし、830はこういう発言をいろんなところで聞いてきた。そして、なんとなく分かってきた。社会には優しい人が多いということ。というよりも、優しい人間だと思われたい人が多いということ。だからこそ、どれだけ自分が好き勝手に発言しようと、多くの人は許さざるを得ないということ。人の意見を真っ向から否定して、器の小さい人間だと思われたくないと多くの人が考えているから。
だから、自分の意見を発信することは何も怖いことでないし、常に勝ち戦だ。「周りに合わせろ」「波風を立てるな」という人のほとんどは、そういうことをしたことが一度もない人だ。どこから学んだかもわからないような嫌われる不安に支配され自分を押し殺して生きている人だ。やったことのない人の想像任せのアドバイスなんて聞く必要はない。

自分の意見を発信しろ。自分のポジションを明確に示せば、ファンが集まる。

まとめ

周りの意見に流されず、しっかりと自分の意見を持って発言し、行動しよう。そうすることで初めて、そこにあなたがいる意味が生まれる。他でもないあなたがいることに価値が生まれる。
しかし、最後に一つだけ付け加えておくべきことは、「相手を尊重することを忘れないでほしい」ということだ。自分の意見が正しい訳ではない。自分と違う意見が間違っている訳でもない。全ての意見に価値があるし、全ての人に価値がある。そういう考え方を持った上で、他者を尊重してほしい。
お互いに尊重し合える関係こそが最高の関係ではないだろうか。お互いに尊重し合い、信頼し合う中で、自分の意見を恐れることなく発信できる環境こそが、最高の環境ではないだろうか。お互いに尊重し合うために、まずあなたが他者を尊重すればいい。お互いに信頼し合うために、まずあなたが他者を信頼すればいい。決して尊重される事、信頼される事から始めてはいけない。