830の社会人生活_40_有言不実行

仕事が遅いことが問題なのではない。
出来ないのであれば、出来ないとしっかりと伝えるべきだ。
そうすれば、たとえ仕事が遅くても信頼を失うことはない。
出来もしないのに、出来るかのように嘘をつくことが問題なのだ。
簡単に人との約束を破ることが問題なのだ。
ただ有言不実行な人の多くは、自分がどこまでできるのかすら把握できていないから、問題はさらにややこしくなっていく。

ともあれ、これはいつも830が強調していることだが、結局一番大切なことは、自分と向き合うことだ。
自分には何ができ、何ができないのか。
自分のことを正しく理解していないということがために、結果として人に嘘をついてしまうことになる。
人との約束を破ってしまうことになる。

人との信頼関係を築きたいのであれば、人に嘘をつきたくないのであれば、人を大切にしたいのであれば、まず自分と向き合うことが大切だ。
自分を大切にした分だけ、人を大切にできる可能性が生まれてくる。
自分を大切にしていない人は、人を大切にするという土俵にすら立てていない。

まとめ

人に嘘をついたり、人との約束を破ることがいけないことだということは、何度も耳にしてきたことだろう。
しかし、ここで議論したかったことは、自分が意図していないところで、人に嘘をついたり、人との約束を破ってしまうという現実だ。
自分が自分のことを把握できていないことが原因で、人の信頼を裏切ってしまうことがある。そして、そういう現象は想像以上に高い確率で起こっている。

830自身への戒めも込めて、
今一度自分と向き合う時間をゆっくりと確保してみてはどうだろうか。