軍資金がなければ、永遠に人生は変えられない
夢も希望もない現実を変えるための初動エネルギーとなる「まとまった」お金です。
(中略)
軍資金は、将来の収入を最大化するためのお金です。訪れるチャンス、来るべき好機がきたときに、蓄えたそのお金を資本としてどかんと投入するのです。
チャンスをつかむためにキャッシュを蓄えておく必要があるというのは、与沢さんが非常に大切にしている考え方です。「使った分だけお金は増える」「貯金なんてしないで投資しろ」という人も多い中、与沢さんはしっかりキャッシュを蓄えておくことを大切にしています。830はどちらかというと、この与沢さんの考え方が好きです。
与沢さんは10代の頃に、仕事で稼いだお金を貯金して、700万円の軍資金を作ったそうです。その軍資金を元手にビジネスを始め、ヒルズ族と呼ばれるまでに成りあがっていったのです。
コロナの問題もあって、キャッシュの大切さを実感している人も多いのではないでしょうか。ファイナンシャルリテラシーの観点から行くと、インカムがなくなっても1年間は生きていけるだけの貯金を作っておくことが推奨されています。
一人暮らしならば、一カ月20万円の生活費を見積もって、240万円程度の貯蓄を作る必要があるのではないでしょうか。貯金もないのに、投資の話をする人が多いですが、まずはしっかり足元を固めることも大切です。その間にしっかり勉強をして、足元を固めてから投資をすることをおすすめします。
まとめ
今回は『お金の真理』からファイナンシャルリテラシー的なお話をさせて頂きました。
自分にはどれだけのものが必要なのか、しっかりと自己分析をする。
そして、いつでもチャンスを掴める準備をしておく。
いずれも非常に大切な考え方です。
ただし、「足るを知る」というのは倹約して生きろという意味ではありません。
自分が幸せを感じられる十分な生活をイメージしてください。
欲をすべて捨てろという訳ではありません。
幸せのために必要なコストは削ってはいけません。
この点にも注意が必要です。
P.S.
必要以上な欲を捨てるという所で、与沢さんは人間関係も断ち切らないといけないと述べられています。
無駄な人間関係は<負債>でしかないと。
経費が掛かって仕方がない。狭くて深い人間関係が大切だと。
影響力・信用を高めるために、Twitterをはじめフォロワーを増やそうと努力している830にとっては耳が痛い話です。
しかしながら、同意せざるを得ないところもあります。
こういった考え方もあるのだということをしっかりと踏まえた上で、活動を続けていきたいなと思い直した次第です。
是非、読者の皆さんも自分の人間関係を見直してみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご了承の上、ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。