「お金の真理」のすすめ_3

自分を信じて最後まで生き抜くことができる

自信をつけるためには経験を積むことがすべてです。経験の裏付けがないすべての自信はただの空威張りにすぎず、ピンチになれば、あっけなく崩れ去っていきます。この部分は経験者から話を聞いてもショートカットできません。だからこそ、あなたが自ら挑戦し、膨大な量の成功と失敗を積み重ねてほしいのです。

「成功と失敗は紙一重であって、成功にもっていけるかどうかは、一貫して自分を信じ抜く強い心があるかどうかだ」と語られています。一貫して自分を信じ抜く強い心を持つためには、<自信>が必要です。<自信>を持つためには経験が必須です。
つまり、逆説的に聞こえますが、初めて取り組むビジネスは必ず失敗するということです。経験がない、ゆえに自信がない、一貫して自分を信じ抜く強い心がない人が始めるビジネスは失敗するのです。それを積み重ねる中で、経験を積み、自信をつけ、成功を手繰り寄せられるようになるのです。

本読んでいくら知識やスキルを身に付けても、自信をつけることはできない。自信をつける唯一の方法は行動です。
読書家の多くは、この行動するという所で悩んでいる人が多いのではないでしょうか。なぜ行動できないのでしょうか。失敗が怖いのでしょうか。
しかし、述べたように初めは必ず失敗します。失敗したという経験が積み重なって、自信になり、成功に結び付く。失敗せずに、成功することなんてありえないのです。失敗したくないという価値観自体、間違っているのです。失敗は何も恥ずかしいことじゃない。失敗ありきで始めるビジネスが必要だということです。私たちは、自分が失敗した時、失敗したこと自体を褒めてあげないといけないのです。

もし会社員であるなら、会社からのインカムを考えて、大けがをしない程度に小さく始めてみればいい。小さな失敗を積み重ねて、最終的に大きな成功を掴めばいい。
「失敗が成功」という気持ちで小さな挑戦をしてください。そして、失敗したこと自体を褒めてあげてください。失敗したとしても、一歩踏み出したというだけで大きな成功なのだから。

まとめ

数々のビジネスを経て、現在では70億円という資産を築いた与沢さんの言葉というだけで、説得力があります。与沢さんは、自己破産や資産の差し押さえなど、様々な失敗をしてきました。しかし、全てをポジティブに捉え、不死鳥のごとく生き返ってきたのです。
与沢さんは、「自殺する理由として十分過ぎた」と述べるほど、辛い時間を乗り越えて、今を生きておられます。私たちが挑戦を始めたところで、それほどまでに辛い思いをすることはないと思います。
失敗に恐れず挑戦を続けましょう。830もこのブログやTwitterは挑戦の一つです。諦めず、続けていきたいなと思います。

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P.S.

「『純資産1億円』を必達目標とせよ」

与沢さんは、純資産1億円をひとつのボーダーとしてビジネスを進めてきたそうです。
純資産が1億円を超えるまでは無駄遣いをしない。純資産1億円というコップからあふれ出た水だけをすするようにしていたとそうです。

FPで学んだ知識を生かして、830は毎月、自分のバランスシートをつけています。
その中で、純資産をKPIとしてビジネスを進めていくというのは非常に参考になる考え方でした。
キャッシュフローなどに目がいってしまいがちですが、やはり純資産というのは非常に重要です。コロナショックが広がる今だからこそ、実感することができます。
若いうちにこういった経済危機に直面することができて本当に良かったと思います。この経験を糧に、純資産というKPIを強く意識しながら、日々生活を送っていければいいなと思います。