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「アメーバ経営」のすすめ_3

リーダーの務め

アメーバ経営をおこなっている当社でさえ、アメーバリーダーが自部門の経営を実態よりよく見せたいため、生産計上をごまかすなどの不正が起こることがある。本当はよい実績でなかったのだから、「うまくいかなった」と正直に言うことがリーダーの務めなのだが、上司や周囲から責められることを恐れて結果を取り繕おうとする。それでは、リーダーとして真の勇気を持っているとはいえない。

リーダーの役割は、プロジェクトを成功させるために奔走することだと考える人が多いかもしれません。しかし、リーダーの本当の役割は、プロジェクトが失敗した時にその責任を受け入れることなのです。
プロジェクトが成功したことに自慢げに語るリーダーはたくさんいます。しかし、それほど恥ずかしいことはないと830は思います。「プロジェクトが成功すればチームメイトに感謝し、プロジェクトが失敗すれば責任を取る」それがリーダーのあるべき姿だと思います。
何においてもそうですが、事がうまく運んでいる時は誰がやってもうまくいく。うまくいっていない時に実力が問われるのです。プロジェクトがうまくいっていない時に、どう対応するかでそのリーダーの本質が問われる。

リーダーを担うものは、プロジェクトがうまくいきそうだからリーダーとして名乗り出るのではない。
プロジェクトがうまくいかなかったとしても責任が取れるという覚悟をもって名乗り出るのです。
組織のトップになるものは常に最悪の状況を考えられないといけない。

これが稲盛さんの言うリーダーの真の勇気だと思います。
新しいリーダーの価値観を持つことができました。