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「独学の技法」のすすめ_1

欲求を伴わない勉強はむしろ記憶を損なう

「食欲がないのに食べると健康を害すのと同じように、欲求を伴わない勉強はむしろ記憶を損なう。」
あれほど多方面にわたって知的業績を残した「知の怪物」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)が、勉強の最大のポイントとして「知的欲求=知りたい、分かりたいと思う気持ち」を挙げているのです。

何をするにしてもモチベーションというのはとても大事だと思います。モチベーションは人生の原動力

勉強においても、能動的に勉強するのと、受動的に勉強するのでは、効率面で雲泥の差が生じる。
学校で出される宿題にしても、いつも期限に追われながら受動的にやるのか、次の課題は何なのかと池の中の鯉のように自分から求めていくのかでは、宿題をやった後に得られるものは全然違う。
830は、「しっかり宿題をやってる自分かっこいいな」「努力してる自分かっこいいな」っていうナルシズムを原動力にして勉強していました。賢くなりたいとか、偏差値を上げたいっていう欲求はあまり強くなかったように感じます。能動的に勉強をしている内に、副産物としてついてきたのが学歴です。

独学についても同じで、スキルがないと転職ができないとか、昇給するためにはこの資格がいるとかみたいに勉強している人って受動的なんですよね。もっともっとポジティブな感情で臨むことが大切かなと。
結果として独学をしているという状況が同じでも、その原動力がどういうものなのかで得られるものは全然違う。会社や上司、世間の目や常識によって、やらされている勉強は効率が悪い。

細かい理由なんて抜きにして、これ勉強したいなと思えるものを、能動的に勉強していってください
知りたい・学びたいという気持ちが、勉強には不可欠です

まとめ

今回は、独学の四つのモジュールを紹介し、勉強を効率よく進めていく上で大切となるモチベーションについてもお話させて頂きました。
「勉強したいなんて思うわけない」と感じる人もいるかもしれません。それは親・友達・社会によって植え付けられた固定観念でしかありません。是非その固定観念を取り払って新しい人生をスタートさせてください。

「転職するために資格が必要だ」と思うのか、「資格を手に入れて転職しよう」と思うのかの発想の転換は、簡単なように見えて、多くの人にはかなり高いハードルです。前者は受動的で、後者は能動的。「勉強したいなんて思うわけがない」と思っている人は、後者の考え方を持つことはまずできません。
ぜひ固定観念を取り払い、能動的に勉強に取り組んでみてください。勉強したいと思えた時、その気持ちがモチベーションとなって、勉強効率はグングン伸びていくことでしょう。

あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご了承の上、ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。