2021年3月、クラウドファンディング「数学マップ」、114人の方々から334,500円をご支援頂き、人生マッププロジェクトスタート!

「空想教室」のすすめ_1

「夢」とは

「夢」という言葉について調べてみたところ、アメリカの辞書には<夢とは……強く願い、努力すれば実現できるもの>と書かれていました
ところが、日本の辞書には<夢とは……はかないもの。叶わないもの>と書かれていました

英語と日本語の「夢」の定義の違いに衝撃を受けました。
夢は英語で「叶うもの」と定義されているのに、日本語では「叶わないもの」と定義されているのです。
830は「夢は叶えるもの」だと思います。自分の理想に近づけるように努力していく。人生の選択のコンパスになるのが「夢」だと思います。

もし夢が叶わないものであるとしたら、どうして小学校で夢を書かせるのでしょうか。
現実を前に絶望を感じさせるために書かせるのでしょうか。
「こんなのどうせむりだよ」って、諦めることを教えるために書かせるのでしょうか。

多くの親は、幼い子供の夢を見て、「かわいいな」と思うでしょう。「プロ野球選手」「サッカー選手」っていう夢を見て、「子どもだな~」って思うでしょう。

子どもとは何なのでしょうか。
「公務員になる」「安定した生活する」みたいな将来を思い描くようになれたら大人なのでしょうか。社会に出たことのない子供の選択は、浅はかで意味のないものなのでしょうか。
たとえ何も知らなかったとしても、自分の知ってる世界の中から自分で選択した、子どもの夢はかけがえのないものです。そうなりたいと心の底から思っているんだとしたら、実現できるように精いっぱい協力してあげるのが親の仕事です。
子どもは何も知らないから正しい判断ができない。真面目に勉強して、大学に行って、会社に入るのがいい選択なんだと、子どもを親の言いなりにすることが教育だとは思いません
子どもの人生は子どもだけのものであって、何よりも子どもの意志が尊重されるべきです。そこに親の意思を介入させるというのは、親のエゴでしかない。些細な選択から、重大な選択まで、全ての選択は子ども自身が行うべきものです。
「何も知らないから正しい判断ができない」なんて解釈は親のエゴでしかない。あなたにどうして正しい選択かどうかが分かるのでしょうか。子どもに自分の正解を押し付けることによって、これまで自分がしてきた選択を正解だと思い込みたいだけなのです。親がいい気持ちになるために、子どもの人生を利用するのはやめるべきだ。

多くの人はそういう教育の中で、あたかも自分の選択は間違っているかのように教え込まれる。自分の夢は叶わないものなんだと教え込まれる。チャレンジもさせてもらうことなく、夢を諦めさせられる。こういうスパイラルが日本では続いているんです。
実際、日本人には「あきらめた」んじゃなくて、「あきらめさせられた」人の方が圧倒的に多いのです。<夢とは……はかないもの。叶わないもの>と思い込んでいる、いろんな人たちによってです。

こういう情報発信の中で、ぜひ共感してくれる人を見つけたい。多くの人に、こういう社会問題に気づいてもらいたい。そして、少しずつでも変化が起こってほしい。
いつか日本の辞書に、<夢とは……努力して叶えるもの>と定義される日が来ればうれしいです。

まとめ

今回は「夢」について考えてみました。
多くの人は、「夢は叶わないもの」だという考え方を植え付けられ、あきらめることを学んできてしまいました。
誰が悪いとか、そういう話をしている訳ではありません。これまでの長い歴史の中で、こういう現状になってしまったんです。大きな社会問題なんです。
830たちにできることは少しずつでもいい方向に向かうように努力していくことだけです。
友達に、子どもに、少しずつでも勇気を与えてあげてください。挑戦する勇気を。何もせずあきらめるんじゃなくて、失敗を恐れずに挑戦できるような雰囲気を作っていきましょう。
あなたの「やってみれば」の一言で、多くの人を勇気づけることができるんです。
社会問題を解決していくことができるんです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

好奇心を?天職?に変える 空想教室 [ 植松 努 ]
価格:1375円(税込、送料無料) (2020/6/21時点)


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。