「空想教室」のすすめ_2

諦めない方法を学ぶ

『北斗の拳』の人たちです。『北斗の拳』というマンガには、あきらめない人がいっぱい出てくるわけです。すごい影響を受けちゃいました。今でもときどきケンシロウになりきって、困難をのりこえています。
（中略）
ドラマでも映画でも小説でも、なんでもいい。大事なことは、ヒーローたちから「あきらめない生き方」をコピーして、なりきるということです。
それが最後の最後の瞬間、ぼくたちをひとりぼっちの絶望のふちから救ってくれます。

「夢」をもった時、周りに「どうせむり」だと言われれば辛いでしょう。周りの意見なんて気にするなと言っても、否定され続ければしんどいでしょう。諦めたくもなるでしょう。
そういう時は、ヒーローを思い出してください。どんな苦しい時でも、諦めなかったヒーローたちを思い出してください。
どんなにボロボロでも立ち上がるルフィ、どれだけ負けていても最後まで諦めなかった茂野五郎。830の心を支えてくれるヒーローがたくさんいます。中二病みたいですが、それでいいんです。これまで出会ってきたヒーローたちが830たちを支えてくれます。

どんなものからも学ぶことができます。本、映画、小説、漫画、ゲームからだって学ぶことはたくさんあります。友情、思いやり、情熱、夢。それらから学んだことのおかげで頑張れる時がきっと来る。
その中の一つとして、「諦めない」ということを学んでおいてほしいのです。何かに挑戦する時、諦めないということが一番大切です。
「夢」を追いかける中で、苦しくなる時があるでしょう。周りに反対され、やっぱり無理だったのかもしれないと思ってしまう時があるかもしれません。そんなとき、きっとその学びは役立ちます。あなたを崖っぷちから救ってくれます。
映画、小説、漫画に出てきたヒーローたちがあなたを救ってくれるでしょう。

まとめ

今回は「諦める」ということについて考えてみました。
たくさんマンガを読んで、たくさんアニメを見て、ヒーローを見つけてください。
苦しい時、彼らはどこからともなく現れて、崖っぷちから救ってくれるでしょう。

「マンガなんて読まずに本を読め」という人がいます。だけどよくよく考えたら、そういう人たちって本を読まない人じゃありませんでしたか。読書を習慣としている人ではなかったのではないですか。
たくさん本を読み、たくさん知識を身につけたからこそ言えることがあります。それは、本が特別優れたものだというわけではないということです。
マンガにだって、映画、小説、ゲームにだって、学べることはたくさんあります。大切なことは、何をする時も、何かを学ぼうという意識を持つことです。何かを学ぼう、成長しようという気持ちがあれば、どんなものからでも得るものがあります。何をしていても学ぶことができるのです。
そうなってしまえば、否が応でも、周りと差がついていってしまうでしょう。きっと圧倒的な存在になれるでしょう。

好奇心を?天職?に変える 空想教室 [ 植松 努 ] 価格：1375円（税込、送料無料) (2020/6/21時点)