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「入社1年目の心得」のすすめ_5

今回は「入社1年目の心得」の最終回となります。
今年から新入社員として働いている830にはとても響く一冊でした。
今年から働き始めている多くの新入社員の方に是非読んで頂きたい一冊です。
今読むからこそ、この一冊を最大限生かすことができるはずです。
1年目でついてしまった差は取り返すことができないと、ビジネスYouTuberのマコなりさんは仰っていました。ぜひ手に取って今の生活を見直して頂ければいいなと思います。

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目次
  • 早く帰りなさい
  • 会社以外の人と会いなさい
  • まとめ

早く帰りなさい

残業文化が染みついている会社の場合、帰りたくても帰れない雰囲気があるのかもしれません。
しかし、文化や雰囲気などに染まらず「早く帰りなさい」と声を大にして言いたいと思います。
(中略)
まっとうな会社であれば、長期的に戦力になってくれることを期待して、新入社員はしっかりと育ててくれるものです。ですから、皆さんが残業をしていると先輩社員は早く帰るように促してくれることでしょう。そもそも新入社員というのは、残業をしなければいけないほどの戦力にはならないからです。よっぽどあなたが即戦力のスーパーヒーローでもない限り、ほとんどの新入社員に当てはまることなので気にする必要はありません。

これは入社1年目で仕事に就く830の全ての同期にいち早く伝えたかった内容です。
仕事がもらえるようになって嬉しいかもしれません。その仕事を終わらせようと残業しているかもしれません。しかし、残業は誰のためにもなりません。あなたのためにも、会社のためにもなりません。

「仕事が多すぎて、残業しないと間に合わないんだ」と思うかも知れません。しかし、多くの場合は自分の能力が低すぎるがために時間が足りないのだと思うのです。仕事のできない新入社員にそんな負荷の大きい仕事を与えるわけがないからです。
にも関わらず残業をしていてはいけないのです。残業をして頑張った気になっているのかもしれません。しかし、それは全くの思い違いです。時間内に仕事を終わらせられない自分を甘やかしているにすぎないのです。しっかり監視していないと、人間はいい加減な理由をこじつけて、自分を甘やかすようになる。本当に注意が必要です。

新入社員は定時との戦いです。何が何でも定時に帰らないといけない。与えられた仕事は定時内で終わらせないといけないのです。
時間制限を与えることで早く成長することができる。定時で仕事を終わらせることで、一番会社に貢献することができて、一番評価してもらうことができるのです。
残業をして、「今日も頑張った」と自己満足に浸っているのが一番危険な状態です。

残業の考え方を変えた方がいいでしょう。
「残業」というのは、定時以上働くことで会社に貢献できる優れた社員が許されるものだ。何も仕事を知らない新入社員が「残業」するなんてことに価値はない。上司が「残業」をしているのに憧れているのかもしれない。しかし、自分の立場をわきまえるべきだ。
830たち新入社員に求められているのは、何が何でも定時以内に仕事を終わらせること。まずは、「残業」をして会社に貢献できるほどの人材でないことを自覚しないといけない。