人生を愛する指導者
人びとは、人生を愛している指導者を好む。(中略)
愚痴っぽい人間か、皮肉屋か、陰気なタイプか。そんなことはあるまい。不平不満ばかり口にする人物ではなく、人生を前向きに楽しむ元気な人と一緒に過ごしたいと思っているはずだ。もし人を引きつけたいなら、「こんな人と一緒に過ごしたい」と思われるような人物になる必要がある。
(中略)「燃えるような情熱を持てば、人びとはあなたが情熱を燃やして活動しているところを喜んで見に来るだろう。」
自分の仕事にやりがいを感じられている人はどれだけいるだろうか。今の人生に心から満足できている人はどれだけいるのだろうか。
仕事に不平を言い、人生を粗末に扱うものに人は集まらない。常に一瞬一瞬を楽しんでいるようなポジティブで、幸福感の溢れる人に人は集まる。そんな人の近くにいれば、自分も人生を楽しんで、幸せになることができるから。
やりたいことがあるだろうか。
私のトッププライオリティはこれだと、自信をもって言えるものはあるだろうか。
情熱をもって、自分の人生を捧げられるものを持つことが大切だ。そうすれば情熱が生まれ、楽しく一生懸命を働いていれば多くの人が集まってくる。
もし「これだ」と思えるものがなかったとしたら、そういう情熱を持った人についていけばいい。考えに共感できるリーダーについていけばいい。まずはそこから初めてみれば、情熱に火がつく。一度情熱に火がつけば、どんどん燃え広がっていくだろう。
すると、あなたが本当にしたいことが見えてくる。自分の人生を捧げてもいいと思えるものが見えてくる。
迷ったら、ポジティブなリーダーについていけばいい。
真のリーダーは強いエネルギーであなたを先導してくれるだろう。
自分の地位を愛する以上に、自分についてきてくれる人びとを愛さなけれならない。
そして、自分の情熱の矛先を定めたら、どんどん突き進めばいい。
すると今度は、あなたがリーダーになる番だ。情熱に溢れたあなたのもとにたくさんの人が集まってくるだろう。あなたがやりたいように、楽しみながら突き進めば、きっとみんなにエネルギーを分け与えることができる。あなたがしてもらったように。
大切なことは、人を先導するという地位にうぬぼれてはいけないということだ。
ついてきてくれるみんなのおかげで、リーダーという地位に立てていることを忘れてはいけない。全てはみんなのおかげなのだ。ついてきてくれる全ての人に感謝しないといけない。そして、愛し続けないといけない。みんながあなたを作り上げている。
自分を愛するように、ついてきてくれる人を愛せよ。それが本当のリーダーだ。
まとめ
今回はリーダーの在り方について記事を書いてきました。
リーダーに最も求められているのは人格です。人格の伴わないリーダーは存在しない。もしリーダーというポジションであるとするならば、もしリーダーを目指すのであれば、人格を磨いていかないといけない。
並大抵のことではないだろう。毎日毎日、自分を律し、人としてあるべき選択を取り続けなければならない。とても大変な所業だ。しかし、その先に真のリーダーシップがある。リーダーというのは、人としてあるべき姿そのものなのだ。
誰もがリーダーを目指し、自分を磨いていく必要があるだろう。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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