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「入社一年目の教科書」のすすめ_3

「入社一年の教科書」の3回目になります。今回が最終回になります。
是非、興味を持って頂けましたら手に取ってみて頂けたらなと思います。
宜しくお願い致します。

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入社1年目の教科書 [ 岩瀬大輔 ]
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目次

  • 社会人としての「勝負どころ」は初回
  • 勝負しなければならない時
  • まとめ

社会人としての「勝負どころ」は初回

社会人としての「勝負どころ」は初回です。
入社1年目、転職1年目、異動による着任初日など、最初に訪れる機会です。

「入社一年目の教科書」 岩瀬 大輔

大学時代、830は軟式野球部に入っていましたが、ミーティングをする度に初めを大切にしようという話になります。初戦、初回、1アウト目、初球。初めを大切にしようと考えていました。
この本でこの言葉を見た時、とても懐かしい気持ちになりました。あの時は一生懸命頑張っていたなと笑。

初球がボールになると、一人目の打者が出塁すると、先制点を取られると、初戦を負けてしまうと、一気に辛い状態になってしまいます。逆に、そこをうまく抑えることができれば、チームはどんどん乗っていくっことができる。4年間大学で野球をやった結論がここでした。

人間関係においても第一印象はとても大切です。初めにいい印象を与えることができれば、それは大きなアドバンテージとなります。だからこそ、初日、初月、1年目は大切にしないといけないと思います。服装はしっかりしておかないといけないし、髪形もそろえておいた方がいいでしょう。大きな声でハキハキと、明るく笑顔でコミュニケーションをとれた方がいい印象を与えることができるでしょう。
基本的なところですが、基本を大切にできる人が社会では求められているのではないでしょうか。就職活動などでも活かしていただければいいなと思います。

学生にすると、一度先生を駄目な人だと思ってしまってはおしまいです。その人の授業から何も得ることができなくなってしまう。ネガティブなイメージを持つのではなく、いいところを見つけてください。一つの授業から何が得られるかは、受ける生徒側の態度次第です。生徒の態度が良ければ、授業の質も上がっていきます。成績がいい生徒の中で、教師の悪口を言う人なんて少数派です。
生徒が一方的に授業を受けるのではない。生徒も授業を作り上げていく一つの役割を担っているということを忘れてはいけません。