今回からは3回にわたって「入社3年塾」を紹介していきます。
入社一年目の830ですが、3年後を見据えて、この一冊を読んでみました。
仕事に慣れてきた3年目。この先何を考えていけばいいのかを教えてくれる一冊だと紹介されていましたが、入社一年目からでも是非読んで取り入れてほしい考え方が盛りだくさんでした。
ぜひ手に取って落とし込んでください。
- 時間のコントロール
- 「フレームワーク」と「オプション」
- まとめ
- P.S.
時間のコントロール
時間をコントロールする上で、多分一番効果的なのは、「やるべきこと」にすぐ着手することです。
(中略)
「明日でもよいが今日できることは今日やってしまう」という姿勢です。(中略)
精神衛生上、非常によくなります。自分が仕掛けていっている、自分が攻めている感覚が強く生まれ、仕事に追われている感じがなくなっていきます。これだけで、自信が生まれ、自己肯定感が強くなっていきます。
宿題や課題が出されて、期限ぎりぎりにこなしていた人がほとんどではないでしょうか。夏休みの最終日は毎年徹夜という人も少なくはないでしょう。こういった所で、やるべき事を後回しにする癖がついてしまう。できる事はどんどん先にこなしていって、「次の仕事は何だ」と能動的に探せる状態が一番健康的です。是非この状態を目指しましょう。
仕事をしていると、自分一人で仕事をするわけではありません。多くの人と連絡を取り合ったり、レビューしてもらったり、情報提供してもらったりと、相手に作業をお願いすることが少なくありません。そこのコンタクトがうまくいかないと、どんどん仕事は遅れていきます。
だからと言って、相手の作業が遅いというような言い訳をしても何の意味もありません。しっかりと期限を守れるような工夫をしないといけない。あなたに与えられた期限を守らないといけないのはあなた自身なのだから。
周りの人がどれだけ忙しくしていようと、あなたは期限を守らないといけないのです。
やらなければいけない仕事が山積みになっているのは精神衛生上、よくありません。常にプレッシャーがかかる事になる。できる限り仕事は早く終わらせて、負荷を減らしておくことが何より大切です。
そうやって期限を守って仕事をすることで、自信が生まれ、自己肯定感が育まれていく。すると、その自信が、自己肯定感が原動力となって仕事を進める事ができる。ポジティブなサイクルに入っていくことができる。
逆に期限に遅れると、罪悪感が生まれ、自分を卑下するようになる。すると、気持ちも乗ってこなくて、仕事効率も下がっていく。ネガティブなサイクルに入っていく。
何よりも期限を守ることが重要です。
早めにドラフトを仕上げ、フィードバックをもらってから、修正版を期限内に提出する。
これを確実にこなすだけで、精神的にも、能力的にも大きく成長しているのではないでしょうか。