今回はこれからの時代にどんな会社が生き残っていくのかについて考えます。
ネット環境が充実していく中で、世界はどんどんソーシャルになっていきます。個人個人が繋がれる社会。そんな社会の中では、どんな働き方が必要になるのか。どんな文化を持った会社が生き残っていくのか。
そして、これからの不況を切り抜けていけるのはどんな会社なのか。ぜひ考えてみましょう。
- ソーシャルな時代への意識改革
- 不況を乗り越えられる会社
- まとめ
ソーシャルな時代への意識改革
「ソーシャル」な時代には、働く人も大きな意識改革をする必要があるでしょう。会社という箱の中でただ時間を過ごすのではなく、自分にとって会社が「生活の場」であることを理解し、自分の主義・主張や倫理観、責任感をしっかり持って、会社にどういう貢献ができるのかを常に考えて、行動していくべきです。
「ソーシャル」な世の中では、もはや社員は「会社のため」だけに働いているのではなく、自分が貢献したことは、必ず自分に返ってくるのです。
ソーシャルな時代に進む中で、人材はもっともっと流動的になっていくことでしょう。そういう変化の中で、個人の力はどんどん大きくなっていく。会社の型にはまって、言われたとおりに仕事をしていればいい時代は終わったのです。今の会社の中に課題を見出し、変革を起こしていける存在。それが今後求められていく人材です。
会社の言いなりになるのではなくて、自分の主義・主張や倫理観、責任感をしっかり持って、自分ならではのバリューを出していかなければいけないのです。もし自分の考え方が合わないのであれば、他の会社に移ればいいだけの話です。
「そんな考え方じゃ、どこの会社でもやっていけないよ」って上司に言われるかもしれません。しかし、その上司はどれだけ多くの会社の文化に触れてきたのでしょうか。この世の中にはごまんと会社があります。自分の価値観がフィットする会社がないという方が明らかにおかしいでしょう。
この世の中には80億人の人が生きている。あなたがひとつの考え方を持っていて、それに共感してくれる人がいないはずがないのです。世界で唯一の考え方を持っていると考えるのは、あまりにおごりすぎである。たとえ1000人に1人しか賛成してくれなかったとしても、800万人の人があんたに味方してくれることになるのです。
自信を持ってください。おかれた立場がたまたま悪くて、周りに自分と同じ考え方をしている人が少なかったとしたら、逃げ出せばいい。あなたに共感してくれる人が集まるコミュニティが必ずあります。そんなコミュニティを探して、その中で生きていく方がきっといい。我慢する必要なんてない。
これからの時代は、自分の価値観を持っているかどうかが大切です。会社に居続けるために自分を押し殺すくらいだったら、辞める覚悟でありのままの姿を見せた方がいい。それでも受けれてもらえなければ、違う会社に行けばいい。それがこれからの働き方です。