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人類はすでに絶滅危惧種になっている

地球温暖化と本気で向き合ってもらうためには、どれだけ深刻な状況になっているのかを知ってもらわないといけません。地球温暖化によって、既に地球の気温は1.0℃上昇しています。それによってどういう影響があるのか、本書を引用して考えてみましょう。


目次
  • 気候変動による公衆衛生の悪化
  • 人類が絶滅危惧種となる
  • まとめ

気候変動による公衆衛生の悪化

気候の急激な変化は、すでに公衆衛生に影響をもたらしており、悪化の一途をたどっている。温室効果ガス排出によってオゾンや微小粒子状物質の汚染にさらされた結果、喘息をはじめ肺機能の低下が生じ、山火事が広がることで煙にもさらされる。気温上昇によってアレルゲンへの曝露機会が増え、熱中症や心臓血管疾患など、暑さに関連する病気や死が増加し、虫の生息地が変化したために虫を倍加とする疾患への感染も増える、などである。

近年、日本でも40℃を超える地域がたくさん現れています。今年も梅雨を明けると、急激に気温は上昇し、熱中症のニュースをたくさん目にします。地球温暖化によって、気温が上がり、熱中症などが起こることは想像に難くないでしょう。
熱中症以外でもたくさんの問題がすでに起こっています。気温が変化することによって虫の生息域が変化しています。これまではいるはずのなかった虫が、私たちの生活圏に生息するようになりました。その虫たちが病気を媒介という感染症の問題が挙げられます。
さらには気温が上昇することで、山火事が拡大しやすいという傾向も見られ始めました。今年もオーストラリアで大規模な火災が報告されています。地球温暖化によって肺機能の低下が生じるという話もあります。

地球温暖化によってもたらされる被害は様々です。自らが起こした地球温暖化という問題によって、人類はさまざまな方向からダメージを受けることになるでしょう。
また、多くの場合、こういった被害にさらされるのは、生活環境の悪い低所得者が最初であると述べられています。そういった人たちはCO2を排出量が少ないにも関わらずです。並み以上の生活を営む人たちが必要以上に排出するCO2によって地球温暖化が引き起こされ、厳しい生活を送る低所得者が真っ先に被害を受けるのです。なんと不条理な世の中なのでしょうか。
この世の中の縮図を変えていくためにも、サステナブルなエネルギーインフラを開発していく必要があるのです。地球上に住むすべての人が幸せに生活できる地球を作っていくためにも、新たなエネルギーインフラの開発が必要不可欠です。みんなで地球温暖化と向き合っていきましょう。これは私たちの目の前に横たわる最大の課題なのです。