西野さん・堀江さんという個性的な二人の共著です。
題名から批判を浴びそうですが、心にズバズバ刺さる一冊です。
二人のごもっともな意見と向き合って、自分の在り方を見直してみてはいかがでしょうか。
- ブルーオーシャンを目指せ
- まとめ
ブルーオーシャンを目指せ
ぼくは人と違うことをやって得したことしかないので、いまの自分にとっては孤独クソもないです。人と同じことをするほうが怖いから、「みんなと同じことをしろ」という声も、いまでは耳に入ってこないですね。相手にするまでもない。
レッドオーシャンではなくブルーオーシャンに行け。ビジネスの世界ではもう常識のように言われる言葉です。それでも「レッドオーシャンに来い」という人の言葉は、くれぐれも、無視してください。
人と違うことを言うと、腫れ物を見るように扱われることがあるだろう。「空気を読め」という声が聞こえてくる。しかし、そんな周りの声は気にしない方がいい。自分が正しいと思うことだけを信じて行動すればいい。それで意見が合わないのであればそれまでだ。周りを蹴落とすか、その場を去るか。ふたつにひとつだ。決して自分の意見を曲げてはいけない。
世の中のマジョリティが正しいわけではない。意見の正しさと意見の数は無関係だ。しかし、多くの人はマジョリティが常に正解であるかのように誤解している。民主主義に毒されている。そんな人たちは、自分の意見がマジョリティであるというだけで人の意見を否定する。そういう人に限って論理性にかけていて、論理的な意見に対して感情的になる。
意見の数に惑わされずに、意見の本質を見てほしい。論理的に物事を考えてほしい。論理的に考えられるからこそ人間だ。感情的にしか物事を見れない人は人間に値しない。
冷静に、論理的に物事を見つめ、自分の意見を持ってほしい。自分の意見を持って、初めて自分の人生を歩むことができる。「空気」なんて読まない方がいい。多くの人の「空気を読む」というのは、マジョリティの意見に流されているだけだ。自分で考え、自分の意見を持つことを諦めて、付和雷同に生きている人たちが自分を正当化するために「空気を読め」と言ってくるのだ。そんな人たちは自分の人生なんて生きていない。自分では何も決められず、世間一般に自分の人生をあけ渡してしまっているのだ。
あなたはあなたの人生をどう生きるだろうか。
周りなんて気にせずに、自分が正しいと思う道を進めばどうだろうか。あなたが正しいと思う道を進むことが自分の人生を生きるということだ。
それが人と違う道だったとしたら、それこそがブルーオーシャンに繋がる道なのかもしれない。
恐れず進め。自分の信じた道を。
まとめ
「空気を読む」というのは本来、大局観をもって、自分のポジションを考えるという意味である。
それが今では単に、多数派の意見を迎合するという意味合いに変わってしまっている。
波風が立たないように、自分の意見を押し殺すという意味合いに変わってしまっている。
そういう意味では、「空気を読む」必要なんてないし、「空気が読めないね」と言われれば、誉め言葉だと思えばいい。「そうです。あなたのような、ことなかれ主義の無責任な人間にはなりたくないんです。」と思えばいい。
周りに合わせて、レッドオーシャンに進んでいってしまうくらいなら、周りと反対の意見をもっていた方がいい。その道はブルーオーシャンに繋がっているかもしれない。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
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