学校の先生の悪口を言う学生はたくさんいる。
しかし、往々にしてそういう学生は勉強ができない。
学校の先生の悪口を言っている暇があったら、勉強した方がいい。
830はそう思う。
- 不平・不満を言わない
- まとめ
不平・不満を言わない
あなたは物事が思うようにいかないとき、自分に不平・不満を言う癖があるだろうか。もしあるなら、その癖が少しでも自分にとってプラスになっていると感じたことが一度でもあるだろうか。
自分に不平・不満を言うのには、それなりの理由があるかもしれない。しかし、この癖は事態をますます悪化させるだけなのだ。事態を好転させるために何らかのことをしないかぎり、不平・不満を言ったぶんだけ自分がいっそうみじめになり、「どうしていつも私ばっかり……」といった被害者意識が強くなるだけである。
勉強をしている中で愚痴を言っても仕方がない。
「勉強しているのに周りがうるさくて集中できない」とか、
「毎日通学に2時間もかかるから効率が悪い」とか、
「(テストの結果が返されて)こんな小さなミスで減点するなんておかしい」とか。
そこには、
「周りの雑音に気を取られて勉強に集中できない自分」、
「通学時間を無駄にしてしまう自分」、
「小さなミスをしてしまう自分」がいるだけだ。
いつも悪いのは自分以外の何者でもないのに、外部環境のせいにしてしまう自分がいるだけだ。
成績を伸ばすためには自分と真摯に向き合わないといけない。自分は何が得意で、何が苦手なのかを把握することは当然必要であるし、自分を律して勉強しないといけないこともたくさんある。
自分とどれだけ向き合えたか、それが成績に直結する。
自分の成績の責任は常に自分の中にあって、外部になんてあるわけがない。
にも関わらず、外部環境に責任を見いだそうとする人間が、優秀な成績を残せるはずがない。
思い出してほしい。
自習時間に「集中できないから静かにしてください」と叫ぶ人がクラスで一番成績のいい人だったことがあるだろうか。
テストが終わってから「先生、みんなはこのミスで減点されてないのに、自分だけ減点されてます。採点ミスです。」「あー、ごめんごめん、2点加点しておくね。」という会話をする人が成績優秀者だったことがあるだろうか。
勉強が出来る人は、寡黙に自分と向き合っているものだ。
まとめ
勉強に限らず、どんな挑戦をする時でも、何より大切なのは自分と向き合うことだ。
多くの人は、成功するための方法とか、成功するために役立つテクニックばかりを探し求める。
しかし、本当にやるべきなのは、自分に何が足りないのかを確認することだ。
そこが分からないと、次に何をすればいいのかが分からない。
がむしゃらに努力しても成績には繋がらない。
勉強という経験を通して、そのことを胸に刻み込むことが出来たなら、それ以上の幸運はないでしょう。
大人になっても、そういうことが分からずに、目の前の仕事をがむしゃらにこなしているだけの人はたくさんいます。
ぜひ読者の皆様にはそういった大人にならないように、意識高く勉強と向き合って頂ければ嬉しいです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。