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凡ミスとの向き合い方

High school students take the philosophy exam, the first test session of the 2017 baccalaureate (high school graduation exam) on June 15, 2017 at the Fustel de Coulanges high school in Strasbourg, eastern France. A total of 520.000 Students of general and technological graduating classes are registered to take their written baccalaureat exams at over 4 400 examination centres across France between June 15-June 22, 2017. / AFP PHOTO / FREDERICK FLORIN (Photo credit should read FREDERICK FLORIN/AFP/Getty Images)

テストにミスはつきものだ。
「このミスがなかったら満点だったのに」「序盤でミスしてしまったから、後半もすべて間違えてしまった」という話はよく聞く。
ミスとどう付き合っていくべきなのか。高い成績を目指すのであれば、今一度本気で考える必要があるだろう。


目次
  • 自分のミスを許す
  • まとめ

自分のミスを許す

非の打ちようのないほど完璧に何事も成し遂げる人などこの世の中にひとりもいない。また、判断の根拠となる知識をすべて持ち合わせることも不可能だ。だったら、ミスを犯すことはやむをえないではないか。
(中略)
わざと犯したわけではないのだから、自分のミスはすべて許す。それが賢明な生き方だ。

ミスしない人などいない。テストの中で凡ミスをしてしまった経験は誰しもがあるだろう。しかし、気にする必要なんてない。すべてを完璧にこなせる人なんていない。ミスをしてはいけないと思うから、ミスをする。人間はミスする生き物なのだから、どうすればミスに気づくことができるのかを考えていけばいい。
成績が優秀な人ほど、結果としてミスは少ないものだ。しかし、それはミスをしていないのではなくて、ミスしたことにしっかり気付けるように訓練しているのだ。

830が数学を解く時は、どんな些細な計算も2回行うようにしていた。計算を行うたびに、再度計算を行ってバックチェックを行った。そうすれば計算ミスを減らすことが出来る。
化学や物理の問題を解く時は、方程式の左右の単位を必ずチェックするようにしていた。公式を間違ってしまっていれば、単位がずれてくるので必ずミスに気づくことが出来る。公式を語呂合わせで覚えるだけでは間違ってしまうかもしれないが、単位に注意していれば公式を間違えることはない。

人それぞれミスをしてしまうところは違う。自分がどんなミスをしがちなのか、どんな対策をすればミスに気づくことが出来るのかを考えることが大切だ。
ミスしてしまったことに一喜一憂するのではなくて、しっかり自分が犯したミスを受け入れ、どういった対応策を打つべきなのかを考えることに時間を費やす方がずっと効率的だ。

まとめ

人間はミスする生き物だ。
だから、ミスをしないように予防策をしても意味はない。無くすことなんてできない。
考えるべきはどのようにミスを発見するかという対応策だ。ミスをしても、確実にそのミスに気づければ問題はない。
そこをいい加減にしているといつまで経ってもいい成績を残すことはできない。どんな簡単な試験でも満点を取ることはできない。
予防策ではなく、対応策。

全ての計算を2回行うというのはおすすめだ。
多くの人はひとまずすべての問題を解いて、時間が余れば見直しに戻ることだろう。
しかし、一度回答して時間が経過したものを見返してもミスを見つけるのは難しい。
計算したてのホットな時に見直しするのがおすすめだ。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
今後も宜しくお願い致します。