最近会社で困っていることは、上司が忙しすぎるということだ。
定時はずっと会議をしているんじゃないかというくらい席を外している。だから、質問をする時間もなければ、簡単な相談もできない。
人まとめる存在であるリーダーのあるべき姿について考えてみましょう。
- リーダーのあるべき姿
- まとめ
リーダーのあるべき姿
「リーダーもみんなと一緒に手を汚してほしい」
「リーダーも現場に細かく指示を出してほしい」
そんな声を耳にすることがあります・
部下たちが汗水を流しているときに
リーダーが動かずに、考え事をしていれば、
そんな愚痴を吐きたくなる気持ちもわかります。ですが、リーダーは作業を行うべきじゃありません。
未来を変えるという大きな責任があるからです。
日本人は人に頼みごとをするのが苦手だ。
何でもかんでも自分でやることが善だと考えているのかもしれない。
830の会社もそうである。
他の人に頼んだ方が速いだろうなというところを依頼しようとすると、「自分で理解してやらないとだめだ」と指摘される。
どこまで自分でやらなければいけないのか、どこからは外注した方がいいのか、その線引きは非常に難しいところだが、日本人は外注が下手くそすぎると感じる。
会社では各社員のスペシャライズが進んでおらず、みんな幅広くいろんな仕事をしてジェネラリストになっていく。しかし、そうやっていろんな仕事をやらせていると、その度に勉強する時間が必要になって、効率が悪い。
様々な仕事をやって身につけたスキルが後に相乗効果を生むのであればそれでもいいのかもしれないが、そうでないのなら新しいスキルを身につけさせても時間の無駄である。既にスキルがある人にお願いした方が効率的だ。
今の会社の仕事の進め方を見ていると、そういった長期的なビジョンがあるようには到底思えない。
「人に頼むのは悪だ」「自分でできることは自分でやりなさい」という固定観念にはまっているようにしか見えないのだ。