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830の数学_1_5_データの分析

今回は、
1-5 データの分析
を振り返っていこうと思います。
それではいきましょう。

目次

  • 概要
  • 考察
    • 1-5-1 データの代表値と散らばり
      • 1-5-1-1 データの整理
      • 1-5-1-2 ヒストグラム
      • 1-5-1-3 データの代表値
    • 1-5-2 分散・標準偏差・相関係数
      • 1-5-2-1 分散・標準偏差
      • 1-5-2-2 データの変換
      • 1-5-2-3 データの相関
  • まとめ
  • P.S.

概要

1-5 データの分析

データの分析は、大学入試においてそれほど重要な分野ではありません。センター数学で使う程度で、二次試験には頻出ではありませんが、生活の中では非常に役立ちます。大学以降の人生のためにもしっかり勉強しておくと、汎用性は高いと思います。

1-5-1 データの代表値と散らばりでは、データの整理からヒストグラムや箱ひげ図の見方まで学んでいきます。せどりビジネスで仕入れを考える時にヒストグラムを使う事ができますし、平均値と中央値の違いなどはしっかり押さえておかないと色々な場面でデータに騙されてしまいます。箱ひげ図は株やFXで必ず使うものなので知って損はありません。

1-5-2 分散・標準偏差・相関係数ではそれぞれの定義を学んでいきます。相関係数は資産のポートフォリオを組む時にも重要になってくる考え方ですし、大学院の研究などでデータ分析を行う際によく使いました。相関係数を考えるためには分散や標準偏差が必要になってくるので、それぞれ合わせてしっかり覚えておきましょう。

データの分析の範囲は、非常に実用的な内容が揃っているので、入試に頻出ではないからと言って軽視するのではなく、その先の未来のためにしっかり勉強しておくことをおススメします。それぞれの言葉の意味を理解して、自分の生活に落とし込めるようにしておきましょう。

「数学なんて社会に出て使わない。三角関数も微積もベクトルも学校出たら使わないよ」ってよく言う人いますけど、そういう人は数学をしっかり理解していないから使えないだけです。数学を使えない人は、数学を使わないような仕事にしかつけません。わざわざ口に出さなくとも、ビジネスの中で数学を使っている人はたくさんいます。というより、データ分析など、数学の知識を使っていかないとうまく経営していくことはできないはずです。社会に出た後に今の勉強を使うか使わないか、今勉強している時間を有意義なものにするかどうかは、今の努力次第です。今の勉強を最大限活用していくためにもとことん理解して自分の中に落とし込んでおきましょう。

考察

1-5-1 データの代表値と散らばり

1-5-1-1 データの整理

ここでは与えられたデータ(変量)を見やすい形に整理する手法を学びます。データが与えられた時にどのようにまとめると見やすいのか、まとめ方を学んでおきましょう。
チャート式数学では、度数分布表・累積度数分布表・相対度数分布表を紹介しています。それぞれどのような違いがあるのか、どういった時にどの表を使えばいいのかまでしっかりイメージできるといいでしょう。

1-5-1-2 ヒストグラム

ヒストグラムとは、度数分布表を棒グラフに買い直したものを指します。これは非常に見やすいグラフで研究などでもよく使われます。せどりビジネスにおいても、このヒストグラムを見て、在庫の管理などを行う事ができます。830も95パーセンタイル値といった言葉は研究を始めてから知りましたが、ヒストグラムを読み解くために非常に役立つ考え方などで合わせてググっておくといいと思います。

1-5-1-3 データの代表値

データの代表値として、平均値・中央値・最頻値・最大最小値・四分位数・四分位範囲・四分位偏差などがあるので、それぞれ定義を確認しておきましょう。また、これらを利用して箱ひげ図を描いていきます。どのように箱ひげ図を描くのかもしっかり確認しておけるといいでしょう。

1-5-2 分散・標準偏差・相関係数

1-5-2-1 分散・標準偏差

分散・標準偏差については、定義さえ覚えておけば迷わせるような問題はありません。しっかり確認しておきましょう。しかしながら、データの数が多かったりして計算を煩雑にしていくる場合があるので、注意深く確実に計算をこなしていく必要があります。理解できている問題で、計算間違いしてしまうというのは非常にもったいないので注意しましょう。ケアレスミスは命取りです。焦らず、丁寧に一問一問処理していきましょう。

1-5-2-2 データの変換

データの変換も解き方を覚えてしまえば考える事はありません。淡々と処理をこなして正解を導きましょう。

1-5-2-3 データの相関

データの相関では、散布図や共分散・相関係数の定義を勉強していきます。中でも最も大切なのは相関係数です。研究などでも多く利用されるように、相関係数は時に物事をとても重要な関係性を示してくれることがあります。どこかで使う事ができないか、このデータとこのデータの相関係数を調べる事で、これとこれの関係性を知ることができるのはないかというような仮説を生活の中で考えてみると面白いと思います。
近年は、データに価値があると言われることが多いですが、ほとんどの人はデータの使い方を知らない、宝の持ち腐れ状態です。データの使い方を良く知っていた人が世界を席巻しているのです。「こういうシステムを構築したい⇒こういうデータほしい⇒こういうデータとこういうデータを組み合わせればほしいデータを再現することができるのではないか」というようにデータの使い方を発案できる人が大きなインパクトを与える時代になっています。この考え方は一朝一夕でどうにかなるものではありません。日々の生活の中で訓練していかなければいけませんが、高校生という早い段階でこのことに気付いて訓練を繰り返せば、大きなアドバンテージになると思います。是非参考にしてみてください。

まとめ

今回は、1-5 データの分析の分野を振り返りました。
正直受験には直結しない分野だと思いますが、人生に直結していく非常に大切な分野の一つであると830は考えています。たくさん言葉が出てきて、覚えるまでは大変だと思いますが、是非しっかり勉強して実生活の中で活かしていけるといいのではないでしょうか。

最後に大切なことをもう一度だけ言っておきます。
数学なんて社会に出たら使わないっていう人は、数学を十分に理解していなくて、生活の中で使えない人なだけです。その人の上司は必ず数学を使って、データを使ってその人を管理しているはずです。数学はビジネスにおいても実生活においてもとても役立つツールです。しっかりと理解して、どのような形で生活に活かしていくことができるのかを考えていくことが大切だと830は思います。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後も宜しくお願い致します。