新規事業を始める上で大切なことは何なのだろうか。
市場の先を読むことなのか、需要を予測することだろうか。
一番大切なこと、それは、自分なりの「夢」を思い描くことではないだろうか。
- 何をやりたいのか
- まとめ
何をやりたいのか
市場が変わっている今の時代、これまでの成功体験を消さなければならない。
現場のリーダーの夢とビジョンが、新たな価値を生む。
組織ではなく、組織を構成する個人が成果を生むきっかけをつくるのだ。それは、組織ではない”個人の”夢とビジョンから始まる。
いい人生、楽しい仕事人生を過ごすには、「何をやりたいのか?」という夢とビジョンが絶対条件なのだ。
色んな人と話していて分かったことは、多くの人が「これから需要が出てきそうだから」という理由で何かを始めるということだ。
動画編集の需要が伸びるから動画編集の勉強をしよう。これからはITの時代だからIT系の会社に就職しよう。
そんな話を聞いても何もワクワクしない。
これから需要が伸びそうだとみんなが思うようなところに飛び込んでいくというのは、レッドオーシャンの真ん中に飛び込むのと同じことである。どうしてそんなに厳しい道を選ぶのか。そして多くの人はそれが厳しい道であるという事を自覚していないのである。
そして、外部環境の変化に流されただけの、自分の意思のない選択はモチベーションに繋がらない。きっとどこかで「何のためにやっているのだろうか」「自分はこの仕事が好きなのだろうか」という壁にぶち当たるのである。
外部環境の変化に流されただけの選択を下しているにも関わらず、その仕事が自分の好みに合っているなんて可能性も、やりがいを感じられるという可能性も限りなく低いだろう。
しかしながら、どうせその悩みにぶち当たることが分かっているのであれば、その悩みからスタートしてしまえばいい。
「自分は何にやりがいを感じるのか」「自分はどんな仕事が好きなのか」
人が選択を行う時、向き合わなければいけないのは外部環境ではなくて、常に自分自身だ。自分は何を好み、何を嫌うのか、何を求め、何に不快感を抱くのか、そういった所に注意して選択を下していけば、後悔することはない。
これまでの自分の選択を振り返ってほしい。
自分の「夢」や「ビジョン」に従って選択を下してきただろうか。外部環境の変化に流されてきただけではないだろうか。
自分の「夢」や「ビジョン」に従って、自分がやりたいと思えることを最優先に選択を下してほしい。
そうした選択をして初めていい人生を送ることができるのだ。
まとめ
需要が大きくなるから事業を始めるという考え方をする人が多いが、そんな理由で事業を始めても誰も共感してくれないだろう。そんな説明を聞いても、全然ワクワクしないし、「夢」も描けないからだ。
一個人であるあなたが必要だと心の底から思うものがあったとすれば、それにコミットすればいい。
必ずあなたと同じように感じる人がいるだろうし、需要なんて自分で開拓していくことができる。
あなたが思い描いた「夢」を全力でプレゼンすればいい。そうすれば同じように「夢」を思い描いて共感してくれる人が現れて、応援してくれるようになる。
どんな事業を始めるにせよ、一番大切なことは自分なりの「夢」を思い描くことではないだろうか。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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