- ビジョン
- まとめ
ビジョン
企業は、人の志ややる気の総和で成果が決まる。だからこそ個人個人が、どんな夢を抱き、どんなことを企業で実現したいかを常に考え、言葉にする必要がある。
目標を上から設定されて、それを粛々とこなして努力する。これも企業活動では重要である。
しかし、その中に、自分の想いや志が注入されていなかったら、企業に自分の機能を給料という対価で提供しているだけである。
給与のためだけなら、「どうやるか?」でいいだろうが、大半のビジネスパーソンは、仕事を通して自己実現したいと望んでいる。だからこそ、「どうやるか」だけではなく、「何をやるのか」「何をやりたいのか」を考えてほしいのだ。
日本の多くの企業はそうであるだろうが、830の会社も例に外れることなく、個人のビジョンが不足している。自分個人として会社の事業を通して、どんな社会を作っていきたいのか、どんな自分を作り上げていきたいのか、そういう想いが足りないから、大胆な変化もなければ、動きも遅い。
会社と社員は同じ未来を目指す独立した存在であって、それを実現するために協力し合う関係であるべきだ。しかし、今の社会には個人のビジョンが足りない。多くの企業は理念やビジョンを掲げて事業を行う。しかし、そこに共感して入社する社員が少なすぎるために、その理念やビジョンは形骸化する。
ほとんどの社員は自分のビジョンを持たず指示待ちで、上司に言われた仕事を淡々とこなす。そうやって面白味のない会社になっていく。そんな環境において、仕事を心の底から楽しみ、能動的に仕事をする社員何て生まれない。
自分が何をやりたいのか、考え直す必要がある。
どんな未来に貢献したいのか、考え直す必要がある。
そして、同じ志を持つ会社を選ぶ。
そうすることで初めて目の前の仕事にやりがいを感じることができる。
仕事を楽しむことができる。
まとめ
自分のビジョンを持ち、そこに向かっていく社員が、同じビジョンを掲げる会社で働く時、初めて社員は自社に誇りを持つことができる。
自社に誇りを持てた時、きっと仕事に全力を捧げることができるだろう。目の前の小さな仕事に大きな意味を見いだし、コミットすることができるのだ。
社会を見つめ直し、課題を見つけ、その課題が解決された社会をイメージしてほしい。それがあなたが目指す社会である。
同じ問題意識を持つ会社を、同じ志を持つ会社を探してほしい。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
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