- 一番守りかったものほど崩壊してしまうという矛盾
- まとめ
一番守りかったものほど崩壊してしまうという矛盾
家族を一つの国だと考えると、たった3人の家族—核家族の最小単位がもはや国であって、この人たち以外は誰も頼れない。ほかの人は全員敵みたいなところに追い込まれているように感じます。
(中略)そうなればなるほど、逆にもう生きていけないですよね。
(中略)それで何が起きるかというと、内輪もめが起きるだけです。夫婦なら、「あなたは家事をやってないじゃない!」という内輪もめが起きて、離婚する。
(中略)
本当は一番守りたかったもの、すごく大切に思っていたはずのものが、大切に思えば思うほど崩壊するんですよ。
(中略)
閉じれば閉じるほど、大切なものを守れるって思いがちなんですよね。
「閉じれば閉じるほど、大切なものをまもれるって思いがちなんですよね」
正にその通りかなと思います。
気がつくと盲目になり、周りが見えなくなって、どんどん閉じていってしまう。
しかし、本当に守りたいものがあるのなら、閉じてはいけない。オープンでいるからこそ守れるものがある。
逆説的ではあるが、オープンでいるからこそ親密さを実感することができる。簡単に切れる関係であるからこそ、尊さを実感することができる。
家族を守りたければ、もっと広い交遊関係が必要だ。会社を守りたければ、社会との繋がりが大切だ。日本を守りたければ国際感覚が不可欠だし、地球を守りたければ宇宙に目を向けなければいけない。
あなたは何を守るだろうか。それを守るためにどんな視野で物事を考えるだろうか。
守りたいものがあるというだけで幸せだ。
それを守り抜くために、勉強を怠ってはいけない。
まとめ
何事も中庸が一番だ。
引っ付きすぎてもいけないし、離れすぎてもいけない。
思いすぎてもいけないし、ドライすぎてもいけない。
もし大切な人を守りたいのであれば、閉じてしまってはいけない。
それでいて、周りに気が向きすぎてもいけない。
生きていくのは本当に難しい。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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