- ファーストクラスが恥ずかしい
- まとめ
ファーストクラスが恥ずかしい
出張旅費と経費の承認プロセスを廃止する
(中略)
新たな経費規定が導入された後、メキシコでリーダー会議が開かれた。飛行機に搭乗し、後方のエコノミークラスに向かって歩いていると、ファーストクラスにコンテンツチームの全員が陣取り、航空会社の支給するフカフカのスリッパを履いてくつろいでいた。(中略)ぼくはみんなに挨拶したが、何人かはバツの悪そうな顔をした。だが重要なのはここからだ。彼らは自分がファーストクラスに座っていたことを恥じていたわけじゃない。ぼくのような幹部がエコノミークラスに座っていることを恥ずかしいと思ったんだ。
この文章を読んだ時、はじめ意味を取り間違えてしまいました。
「幹部がエコノミークラスに座っているにも関わらず、ファーストクラスに座っている自分たちを恥じた」という意味かと思っていたのですが、正しい解釈は「幹部であるにも関わらずエコノミークラスに座る幹部を恥じた」ということのようです。
830にはない価値観だったので読み違えてしまいました。
世の中には色んな人がいて色んな価値観がある。そんな中で機能する仕組みを考えるのはとても難しいなと改めて感じさせられました。
そこでNetflixはコンテキストで社員に指針を示した。これはダメ、あれはダメとルールを作るのではなくて、「長期的に会社にとって最善の選択をせよ」というコンテキストを示したのです。明確なルールではなく、曖昧なコンテキストを示すことで多様性を大切にしながらも社員に目指す方向性を示したのです。
830はとてもいい考え方だなと思いました。皆さんはどう考えるでしょうか。
しかし、それが正解だったのか、間違いだったのか、それは今のNetflixのあり方を見れば明らかなのかもしれません。
まとめ
コンテキストで人を引っ張っていく。
それは非常に難しい。コンテキストという曖昧なもので人を引っ張っていくためには、リーダーの覚悟が必要だ。
コンテキストはとても曖昧です。だからそこには確固たる軸がなければ誰もついてくるくれない。
会社という形ではないですが、クラウドファンディングでも同じようなことを感じます。
まだまだ曖昧なプロジェクト、どんな形になるのかは実行者すらも掴めていない。だけどそれでも自分がどんな社会を目指しているのか、プロジェクトを通してどんな未来を創りたいのかは宣言することができる。自分のポジションを明確に示して、共感してくれる人を探す。そんな途方もない営業活動を行う毎日です。
営業の仕事をしてる人ってすごいなと感服し、営業のスキルを身に付けないとこれからの時代はやっていけないなと考えさせられる今日この頃です。
ご支援宜しくお願い致します。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。
また、2月よりクラウドファンディングを企画しております。
興味を持って頂けましたら、是非ご支援・ご協力・拡散のほど、よろしくお願い致します。