2021年3月、クラウドファンディング「数学マップ」、114人の方々から334,500円をご支援頂き、人生マッププロジェクトスタート!

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目次
  • サイクル
  • まとめ

サイクル

なにごとも、それをもたらす原因があって
結果が出てくるのだと考えた。なにかが起きれば、
それが別のことの発生原因になる。
現実は、永久に動きつづけるマシンのような
仕組みになっているんだ、と考えた

それはまさに真実だ。

(中略)

短期的なサイクル(たとえば24時間のあいだ)で起こるから簡単に気づくこともある。
……一生のあいだに滅多に起こらないので、起きた時にはびっくりすることもある
(100年に一度の嵐のように)。

社会ではいろんな長さのサイクルの事象が繰り返されている。これは非常に大切な観点なんだと考えたことがある。

人は一日三回食事をとる。食事をする度にどこで食べるかを考え、そこが美味しかったのかどうかを評価する。そして、「またここに来よう」と思うのか、「もうここには来ない」と思うのか。そうやって人は食事に対して一日三回のPDCAを回す。だから、圧倒的に飲食業界は成熟した業界だと考えられ、利益率も低い。

人は毎日買い物をする。食事と同じように毎日PDCAをまわし、この商品は高いのかどうかの相場感覚を学んでいく。そうして多くの人が毎日の買い物の中で無駄遣いしないように考えるから、小売店の利益率も非常に低くなってしまう。

しかし、普通の人が数年に一度しか買わない自動車や人生で一度しか買わない住宅は利益率が非常に高い。食事や買い物と比べて回したPDCAの数が少ないために、消費者は相場感覚が分からず、簡単に業者のカモにされてしまう。

だから、大切なことは意識してPDCAを回すことだ。数少ないPDCAを最大限有効に行うために、必死に頭を使うべきだ。日々のPDCAを疎かにする人はどんどんお金を吸い取られていく。
そして、PDCAの数を増やすことも重要だ。車や家を買うなんて機会は自分の人生の中で数回しかないだろう。しかし、周りの人が車や家を買う時に、一緒に考えることで、人生の中で車や家について考える機会を増やすことができる。そうやって人生の中で回すPDCAの数を増やすことで、正しい相場感覚を手に入れ、実際の自分の時に適切な判断ができるようになるのではないだろうか。

まとめ

人生において一番長いサイクルは何だろうか。
それは人生それ自身だ。

誰しも一回きりの人生を生きている。自分の人生だけでPDCAを回すことは不可能だ。
だから、830は本を読む。たくさん本を読んでいろんな人の人生について考える。そうやって人生についてのPDCAを回していく。
先人と同じ過ちを繰り返さないために、先人と同じ時間をたどって時間を無駄にしないために、本を読んで先人に学ぶ。

ぜひ一度きりの人生を最高のものにするために本を読みましょう。
きっとたくさんの学びを届けてくれるはずです。


あとがき

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
本記事はあくまで830の主観を織り交ぜた上で、書籍の紹介をさせて頂いております。書籍との食い違いが生じてしまっている場合もございます。ご理解頂けますと幸いです。
正確な情報については、是非原本をご購入の上、お読み頂けますよう宜しくお願い致します。

また、2月よりクラウドファンディングを企画しております。
興味を持って頂けましたら、是非ご支援・ご協力・拡散のほど、よろしくお願い致します。