最近、多くの場面でITリテラシーの低い人に悩まされます。
少しご紹介していきます。
目次
- プログラムと信頼性
- まとめ
プログラムと信頼性
830は会社で計算ツールを利用しています。その計算ツールを利用して、ある前提条件下における事業の経済性を検討するのが830の仕事の一つです。
様々な条件下で経済性検討を行うために、VBAやPythonを使ってプログラムを書きました。それによって、これまで手動で行ってきた計算を自動でたくさん行うことができるようになりました。
しかし、それを提出すると、プログラムを見たことがなく、なんとなく拒否反応を抱く人たちは、「本当に正しい計算になっているのか」と指摘してきます。
当然そこにはプログラムが残っているので、「正しく計算されていると思いますが、心配であればプログラムをレビューしてください。読みにくいところがあれば、説明させて頂きます。」と答えます。しかし、プログラムを見たこともない人たちは、プログラムをレビューしてくれることなんてありません。
さらに困ったことに、そういう人に限って、自分でレビューしたものしか信用できない人であることが多い。「改めて確認しましたが、しっかりと計算できていました。」と何度830が説明しても、認めてくれることはありません。
自分でレビューしたものでないと信用できない人であるにも関わらず、プログラミングがよく分からないからとレビューをしてくれない。完全に行き詰ってしまうのです。