今回は「仕事2.0」の印象に残ったポイントについて考察していきたいなと思います。前回もお話ししたように、人生100年時代、長く人生を楽しむために必要な3つの無形資産と3つの働き方を紹介させて頂きます。是非、書籍を手に取って時間をかけて落とし込んで頂きたいと思います。
目次
- 考察
- 3つの無形資産
- 3つの働き方
- まとめ
考察
3つの無形資産
資本主義経済の日本において、資産と聞くと「お金」をイメージする人が多いのではないでしょうか。不動産や有価証券といった、「お金」を生んでくれるものが資産であると。幸せと聞くと、潤沢な資金があって、遊んで暮らす高等遊民のようなイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
幸福学を教える前野隆司さんは幸せな人が持つ因子は以下の4つであると述べられています。
1 やってみよう因子(自己実現と成長)
慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所 前野隆司
2 ありがとう因子(つながりと感謝)
3 何とかなる因子(前向きと楽観)
4 あなたらしく因子(独立とマイペース)
また、アメリカのポジティブサイコロジーでは幸せに至る5つの要素を挙げています。
1 Positive Emotion(ポジティブな感情)
マーティン・セリグマン 『ポジティブ心理学の挑戦』
2 Engagement(没頭)
3 Relationship(ポジティブな人間関係)
4 Meaning and Purpose(人生の意味と目的)
5 Accomplishment(達成)
これらから分かるように、多くの人がイメージするお金や遊びといったものは幸せの因子として含まれていない。(没頭という所に遊びは含まれているかもしれません)お金が有るから幸せという訳でもないし、お金が無いから不幸という訳でもない。お金は幸せと全く無関係。
じゃあ幸せに生きていくためにはどうすればいいのか。そこで私たちが目を向けるべきは3つの「無形資産」だと述べられています。
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