今回は、大学院で行った就職活動について記事を書いていこうと思います。
大学院での就職活動は本格的に行い、インターンシップなどにも多く参加したので、それらの経験から得られたこと、就職活動で大切にしていたことなどについて発信していきたいと思っています。また、830は最後まで民間企業と国家公務員の間で悩んでいました。そういった点についても触れていこうと思います。
それではいきましょう。
目次
- 概要
- 考察
- 自己分析の大切さ
- 民間企業か、国家公務員か
- まとめ
概要
学部時代に就職活動を一通り行っていたこともあって、全体の流れを一通り踏まえた上で就職活動に向かっていくことができました。大学院に4月から入学すると、6月頃には夏季インターンの申し込みが始まりました。7月ごろには結果が出て、8月からインターンが始まります。10月頃からは冬季インターンの申し込みがあって、年明けにインターンに参加します。企業の名前は一応伏せておきますが、2weeksインターン3つ、3daysインターン1つ、1dayインターンいくつかに参加しました。インターンは1dayから2weeksくらいまでが多いと思いますが、それぞれの印象を紹介します。
1dayインターンは一方的な会社説明が多く、あまり実りのあるものではありませんでした。時間も短い事もあって簡単な会社説明にとどまり、ネットでググった方が効率が良いなと感じました。1dayインターンに参加しないと本選考にエントリーできないような企業以外は参加しなくてもいいかなと思います。
3daysは会社説明の講義に加えて、社内案内や簡単なワークショップを行う感じですかね。ワークショップなども実際の業務を体験するというよりは、グルディスしているようなものが多くて、あまり面白かった印象はありません。会社のオフィスを簡単見せてくれたりもしますが、会社の雰囲気を感じるところまではいきません。会社説明などはしっかり時間を取って説明してくれるので、ネット以上の情報が得る事ができると思います。本命の企業であれば3daysでも参加しておけば、面接などには役立つかなと思いました。企業によると思いますが、期間も短く選考に直結できるほどでもないと思うので、志望度が低ければ行かなくてもいいかなというのが830の感覚です。
1weekくらいからはしっかりと業務の説明をしてくれます。会社説明に加えて、業界説明とかまでしっかりと説明してくれるので、同じ業界の企業でも使いまわせる内容の濃い講義が受けられるのではないでしょうか。1weekいると会社の雰囲気とかもよく分かってくるので、いい経験になるのではないかなと思います。
2weeksも価値はあると思います。1週目でなんとなく会社の雰囲気を知ってから、2週目で業務内容や他部署の状況も把握していくことができます。2週間もあると他のインターン生ともしっかりコミュニケーションが取れるので、他部署に配属された人の話を聞くけますし、自分が配属された部署以外の社員の人とも話す時間が取れたので本当に価値のある時間を過ごすことができたと思います。
まとめると、1dayインターンは無駄。3daysインターンは本命なら可。1weekは有り。2weeksは行くべきだと思います。2weeksくらいからは選考も厳しくなると思うので、みんながみんな行けるわけではないと思いますが、行く機会があれば業界に関係なくいってみてはいいのではないでしょうか。就活の時くらいしかいろんな会社を回る事も出来ないので。
実際、いろんな会社を回ってみて、会社によってこんなに雰囲気が違うんだなと感じました。ガツガツ働いている会社もあれば、仕事と割り切って淡々と業務をこなす会社、社員が仲良く雰囲気よく働いている会社もありました。いきたい会社があるのであれば、実際行ってみて雰囲気が自分に合うのかどうかしっかり考えるのが良いのではないかなと思います。そのために、1week、2weeksのインターンは非常に価値があると感じました。思っていた以上に社内の雰囲気を、人柄を感じる事ができました。2weeksのインターンで出会った学生とは意気投合して、インターンが終わった後も忘年会をしたりしています。しっかり企業が選考してくれているので、変な人は来ないですし、いい人間関係が築けるのではないかなと思います。
冬季のインターンが2月に終わってそろそろ本選考という時に、経産省からイベントの通知が来ました。もともと学部4年生の時に、経産省や環境省に興味があって、国家公務員総合職の資格を取っていたので、そのつながりで連絡がきたのです。大学院の就活では民間企業ばかりを見ていて、ほとんど自分の中でも決めていたのですが、何か得られるものがあるかもしれないと思って経産省のイベントに行きました。
3時間くらいのエネルギー政策についてのイベントに行きました。初めにエネルギー業界の現状の講義を受けて、エネルギー政策を提案するワークショップを行い、フィードバックを受けました。このイベントが非常に衝撃的でした。今までインターンなどでもたくさんワークショップをしてきましたが、いつも周りには理系学生ばかりでした。この経産省で初めて、法学部や経済学部の人と本気でディスカッションしましたが、自分の未熟さを改めて実感することができました。830は技術的な観点だけで政策提案するのに対して、法律や国際関係をベースに指摘されることが多く、全く違う視点で物事をとらえているんだなと思いました。エネルギーという分野は大規模で、一企業だけで簡単に決断を行っていくことはできません。国家間の話し合いも重要になるし、国から支援を受けないといけない場合もある。そういった観点から見た時に、自分はこのまま民間企業に入って一つの機械やシステム、技術を学んでいていいのだろうかと考え始めました。国家公務員になってもっと高い視野から施策を考えていく方が自分のしたい事に近いのではないだろうかと。
最後の最後までこの部分に迷い、最終的には民間企業に行くことを決めましたが、非常にいい経験ができたと感じています。民間企業、国家公務員、迷っている就活生は、是非イベントにも参加してみて、しっかりと違いを感じてみてください。国家公務員のイベントは資格を持っていなくても、資格を取るつもりですって言っておけば参加できるので、ぜひ見に行ってみてください。どんな人が官僚になって、国の施策を考えているのか。考察の部分でもう少し触れたいと思います。
そして、3, 4月くらいから本選考が始まりました。結局830は全部で5,6社にエントリーしたと思います。2weeksくらいのインターンに参加していた同期はみんなエントリーシートは通っていました。インターンに参加したから優遇されているのか、インターンの選考に通るくらいだったら、本選考のエントリーシートは簡単に通ってしまうのか分かりませんが、たぶんみんな通っていたと思います。しかし、部長面接や役員面接などでは容赦なく切られてましたね。インターン行ったとかはここら辺になると関係ないんだなと思いました。是非油断せずに準備して向かってほしいなと思います。
830も一つの企業は役員面接で落ちました。めちゃくちゃいい流れで面接進んでたんですけど、最後の逆質問の時に、ずっとパチンコで稼いでいたんですよって話をしたんですよ。パチンコから得られたものは非常に多くて、会社でも活かしていけると思いますって言ってたら、空気が凍っていくのを感じました。人事の部長の人がめちゃくちゃ気を使って場を和ましてくれていたのも感じました笑。だから、就職活動ではあまりギャンブルの話をしない方がいいのかもしれませんね。けど、こういう話をしっかりと聞き入れてくれるような会社で働きたいなーって思いましたね。先入観無しでしっかり話を聞いてくれる会社。830のパチンコの話って絶対内容あると思ってるんですよね。自分では。自称ですけど笑。
来月から内定もらった会社で働く事になりますが、本当にいい選択ができたと思います。大企業ってブログに書いてはいますが、正直普通の人なら選ばない会社だろうなと思います。だけど、830がしたい事をしっかり事業として持っていて、企業のビジョンにも心から共感できる。この会社で働く、この会社で成長するっていう覚悟をもって、ポジティブに働いていきたいと思います。最先端の技術に触れて、最先端の知識を身に付けて、この分野のエキスパートに早くなる。そしたらその後は、自分のしたい事のためにどう身を置くか改めて考えようと思ってます。
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