今回は「夢をかなえるゾウ2」の2回目として、この本に出てくる疫病神の好みについて書いていきます。
疫病神がどんな人が好きなのか。つまり、どんな人が貧乏になるのか。
そして、その対処法について書いていきます。
目次
- 疫病神が好きな人
- 対処法
- まとめ
疫病神が好きな人
私たちが好きな人ーつまり、貧乏になりやすい人は(中略)大きく分けると三つになります
「夢をかなえるゾウ2」
(中略)
『ドリーム貧乏』ー(中略)大きな夢を持っているものの、その夢に囚われるあまりお客さんのことが全然見えていない人たちです。
(中略)
『ガネーシャ貧乏』ー(中略)目の前の誘惑を一切我慢できません。そういう人というのは、お金があればすぐに使ってしまうし、仕事でも大変そうなことがあるとすぐに避けてしまうので貧乏なことが多いです。
(中略)
『お駄賃貧乏』ー(中略)お駄賃という形でお金をもらっていると、「お金」=「嫌な作業をするともらえるもの」という考えを持つようになります。しかも作業をする前からもらえるお金が決まっているので「いかに楽して作業を終わらせるか」という事ばかり考える人になるでしょう。(中略)すると給料の範囲内でしか仕事をしませんし、仕事をできるだけ減らそうと考えるので給料が増えることはありません
どうでしょうか。『ドリーム貧乏』『ガネーシャ貧乏』『お駄賃貧乏』のどれかに当てはまっていませんでしたか。ちなみにガネーシャというのはこの本に出てくるゾウの姿をした神様の名前で、この神様は欲求のままに生きているので、『ガネーシャ貧乏』という名前になっています。
『ドリーム貧乏』の人は自分を変えることができず、お客さんから望まれていないことを頑なに続けているので、『イタい人』なんて呼ばれることもあります。何か業務をしていると、その業務に必死になるあまり周りが見えなくなってしまいます。なぜこの作業をしているのか、最終的なゴールは何なのかを考えることなく、作業をこなすことが目的になってしまいます。常に何のために、誰のためにということを念頭に置いておかないと簡単に本筋からそれてしまうのです。
『ガネーシャ貧乏』は目の前の誘惑を我慢できない人です。料理が出てきた時に好きなものからガンガン食べていく人。好きなものを後に取っておいて、楽しみを膨らませてから食べた方が料理はおいしい。ちょっとおなかが空いたからってすぐご飯を食べるのではなくて、空腹の空腹まで追い込んでから食べるご飯の方がおいしい。空腹は一番の調味料。食べ物に限らず、様々な事柄について共通している点ではないでしょうか。
『お駄賃貧乏』は日本人にとても多い。幼い時の教育によって『お駄賃貧乏』に育て上げられてしまうのです。「お遣いに行ってくれたらお駄賃あげる」「宿題をしたらお小遣いをあげる」と言われたことはありませんか。こういう教育の中で、「お金」=「嫌な作業をするともらえるもの」、「もらえるお金はあらかじめ決まっているもの」という価値観を植え付けられてしまうのです。
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