4月に入って830も遂に社会人生活という所でしたが、コロナの影響で入社式が延期になるなど、いろいろ大変な船出となってしまいました。
とりあえず、「社会人生活」というカテゴリーの一回目として、記事を書いていこうと思います。
入社式についてと在宅研修について、トピックを2つです。
目次
- 入社式
- 在宅研修
- まとめ
- P.S.
入社式
2020年4月1日に入社式を行う予定となっていたのですが、コロナの影響で延期することになってしまいました。その報告がきたのは、2020年3月28日でした。小池都知事や黒岩神奈川県知事が外出自粛要請を出してから早い決断をして頂けたと感謝しております。
コロナの感染が広まる中で、どうしても現場に行かないと仕事ができないケアサービスや物流サービス、最低限の飲食サービスやスーパーマーケットのような業態があります。一方で、在宅ワークにしても仕事ができる業態もたくさんあります。在宅にすると仕事効率が下がってしまうことがあるのかもしれませんが、コロナのリスクを考えると在宅にした方がいいのではないかと考えて当然だろうという業態です。830の会社は完全に後者であって、社員の健康を憂慮し、また企業として社会的責任を全うした素晴らしい判断だったと思います。
830の友達の話を聞いていると、柔軟な対応が取れない企業はたくさんあるようです。営業をしている友達も、今まで通り会社に出勤して、営業に行っているようでした。コロナのことなんてお構いなしって感じみたいです。
その話を聞いて、「営業なんてLineでもできるんやから、テレビ電話でやったらええやん」って言ったら、「上司に言われたら行かなあかんねん」って友達が言っているのを聞いて残念でした。緊急事態こそどういった行動を起こすのか、一人一人の本当の姿勢が試される時です。「お客様にコロナを感染させてしまうリスクを考えたら、テレビ電話などを使った方がいいと思うのですが」と上司に提案したり、「失礼を承知の上で提案なのですが、コロナを感染させてしまう危険性がございますので、特別な対応としてテレビ電話でお話しできないでしょうか」と直接お客様に相談してみるといった行動が必要だったのではないでしょうか。
友達との会話の最後に、「行くならちゃんとマスクしていきや」と伝えたら、「こんな状況やし、面会する時はマスク付けたままの方がいいんかな」って聞いてきてびっくりしました。マスクしてたら失礼とか、そんなルールどうでもよくて、お客様のことを考えるなら、コロナを移すリスクを減らすためにマスクをするなんて当然じゃないのかなと。
自分がどういった行動をとるべきなのかは、何を優先するのか、自分の中でのプライオリティが全てを決めてくれます。社会のルールなのか、自分に関わる人の命なのか、営業の業績なのか。しっかり自分の中に優先順位を持っていないと自分で何も選択できない、指示待ち人間になってしまうのだと感じました。
むしろこんな状況なのに、何の対策もせずに業務をしているような会社を見たら、マスクしている云々に関わらず信頼は下がっていってしまうのではないでしょうか。
830の会社は入社式を延期するとともに、全社員の在宅勤務を始めたというお話を聞いて、非常に安心しました。他の企業と比べると、別段迅速な対応が取れていたのかというとそうではないかもしれませんが、社員の健康や社会的責任を大切にしているとメッセージは伝わってきました。
入社式は1週間遅れで小規模で行われました。手指消毒をして、社会的距離を保って行われました。
830は入社式に対して別段思い入れがあったわけではありませんが、親は入社式を開いてくれたことに非常に感謝していました。そういった親の反応を見ていると、「会社は新入社員ために強引にでも入社式を開いていくれたのだな」と感じることができました。そういった式がどれだけ大切ななのか、正直830はあまり理解することはできないのですが、社員のことを思って開催してくれたんだという会社の思いに触れ、感謝でいっぱいです。他の会社では、入社式を中止にしてリモートワーク用のPCを配るだけにとどまって初日を終えるところもたくさんあるようで、そういう会社からすると、入社式なんてただの作業で、何の思い入れもないのだろうなと思われても仕方ありません。
こういった小さな積み重ねが信頼関係に繋がっていくと思います。一方で、830たち社員側もこういった意図をしっかりくみ取ろうという意識がないと、何も感じずに受け流してしまうのだろうなと感じました。一つ一つの指示や判断が、何を表しているのか、しっかり考えながら受け止めないといけないなと勉強になりました。
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