830の社会人生活_5_ビジネススタンス研修

今回は、リンクアンドモチベーション（以下、LM）という企業が主催している「ビジネススタンス研修」という新入社員研修について記事を書かせて頂きます。
先週受けたこのプログラムを通して、学ぶことが多かったので、ぜひ記事にしてみようと思います。
結構有名な研修みたいなので、もしかしたら受けたことのある人もいるかもしれません。是非思い出しながら読んでみてください。

概要
考察
- 仕事を楽しむ
- 感謝を忘れない
まとめ

概要

まずどのようなプログラムなのかを簡単に紹介させて頂きます。

5、6人のグループに分かれ、そのグループを中小広告会社に見立てて、顧客に対して広告の提案を行うというのが大きな枠組みです。
その中で、グループディスカッションを行い、テレアポ・営業・プレゼンなどを、ロールプレイしていきます。営業を重ねる中でどのように顧客から信頼を勝ち取っていくことができるのかをみんなで考えていく。最後には、コンペ形式でグループごとにプレゼンを行い、顧客に契約先を選んでもらいます。
最も特徴的なのが、この顧客です。顧客はLMの社員の方が「大野薫」と称してロールプレイしてくれるのですが、めちゃくちゃ怖い。笑ったり、相槌を打ったりすることもありませんし、重箱の隅までボロカスに怒られる。「やり直しのチャンスあげるから、30分で資料作り直して来い」とか無理な要求をしてくる。最初はかなり圧倒されました。

しかしながら、グループで協力して、無理な要求に答えていく中で結束力が生まれ、本気で案件を受注したいという気持ちになっていきました。最終的に830のグループは契約を結ぶことができましたが、大きな達成感を感じることができました。
最初は信じられないくらい怒られたので、グループみんな茫然自失でした笑。しかし、営業の数を重ねるごとに、みんなの特徴が分かってきて、うまく役割分担していけるようになり、グループディスカッションも、資料作成も要領良くこなせるようになっていきました。
精神的にかなりタフな状況なので、みんなの素の姿も見れて面白かったです。

プレゼン後は「大野薫」さんが、グループごと、メンバーごとにフィードバックもしてくれます。
ちなみに830は、「ワンチャンスを大切に」というアドバイスを頂きました。
「全体的にいい感じだったけど、初めが肝心。一回『ダメだな』と思われたら、普通なら話なんて聞いてもらえない。自分のやりたいようにやることも大切だけど、一回信頼を失ってしまったら、取り返しがつかなくなってしまうことがあるということも心に置いておいてね。」的なことを言われた気がします。
確かにその通りだなと感じました。

以下の記事でも、「社会人としての『勝負どころ』は初回」という内容を書かせて頂きました。大学時代の部活でも、嫌というほど「初め」を大切にしてきたつもりです。しかし、実際の場となると簡単にそのことを忘れてしまう。
「研修だから」といった甘い気持ちでプログラムに臨んでいた。実際の営業ならそんないい加減な気持ちになるわけがないのに。中途半端な気持ちでやるくらいなら、取り組まない方がいい。やらされ仕事ならやらない方がいい。
今一度、意識を高めて、研修に取り組んでいきたいなと思います。