今回からは堀江貴文著「東京改造計画」を紹介していきます。
東京都知事選挙に出馬するのではないかと噂される堀江さんの東京都政に関する考え方に触れてみてはいかがでしょうか。
堀江さんらしく、常識をぶち破る考え方に溢れています。ぜひ脳の刺激にしてみてください。
- 3S
- 子どもに電子教科書を
- まとめ
3S
ウィズコロナの時代のキーワードは「3S」だ。「スピード」「スマート」「スモール」。オンライン化できるところはすべてオンラインにする。無駄な接触や移動をなくす。
無駄な作業、無駄な人員をなくし、組織を小さくする。
「3S」を実現し、「スペシャル」な都市にする。
堀江さんは東京都政のテーマとして、「3S」を掲げています。
コロナの流れに乗ってオンライン化を推進し、スピード感を持った社会にしていこう。そして、既存のテクノロジーをフル活用してスマートな社会にしていこう。無駄なホワイトカラー人材を削減し、スモールな企業を増やしていこう。
世界に先立って変革を進め、東京をスペシャルな都市にしていこうと述べられています。
本書の中では、東京を変えていくために、37にも及ぶ提言がなされています。いずれも興味深い内容で、提言の是非や実行可能性などは置いておくとしても、インスピレーションを磨かれる刺激的な内容となっています。
その中で感じたのは、提言自体は突飛で常識離れしているのですが、全て既存の技術でできるようなものになっているということです。
830たちが面白半分で言うような提案は現実離れしていて、イノベーションが必要になってくるものばかりです。にもかかわらず、どこかありきたりで、面白みに欠ける。
しかし、堀江さんの提案は、既存の技術でも十分実現可能なものになっているにも関わらず、驚かされるような新規性に富んでいる。
堀江さんの提言は極端なものが多いので、受け入れがたいかもしれませんが、賛成・反対は置いておいても、単純にアイデアとして興味深いものが多い。ぜひ本書を手に取って堀江さんの提言に触れてみてください。
常識に凝り固まった頭をほぐしてみましょう。
こんなのあり得ないってすぐに拒絶してしまうのではなくて、一度落ち着いて向き合ってみてください。
常識に囚われない柔軟な発想力は、これからの社会できっと役立ちます。